道内では暴風雪警報や波浪警報の発表されている地域もありますが、釧路地方は、今のところ、風が強いものの、雪はそれほど降ってはいません。
だけど、日が差さないため部屋の温度もなかなか上がらず、がっちり着込み、熱々の飲み物が欠かせないテレワークとなってしまいました。
夕方に雪掻きをしたけれど、明日昼まで大荒れの危険性があるようなので、もしかすると、明日の朝、出勤前に一運動しなければいけないかも・・・。
一昨日紹介した「鶴居村営軌道」の車両が写りこんでいますが、ここは、鶴居村のふるさと情報館「みなくる」という施設です。
村の歴史や文化に関する展示があるとのことで、寄ってみました。
入ってみると、広く、晴れた日は太陽の光も差し込む明るい空間でした。
アートが展示されています。
この作者の嶋崎誠さんは、鶴居村に工房を構える現代美術家さんだそうです。
これもそうなんですね。
「生命」に「永遠」。釧路湿原を望む広い大地と、そこに住む人々の繁栄という願いが込められているのかなと思いました。
ここで触れられている長谷川光二さんという方は、東京日本橋の資産家家具商の次男として生まれ、昭和3年(1928年)、当時の「舌辛(したから)村」(現在の鶴居村下久著呂チルワツナイ)に入植し、土地の開墾の傍ら俳人、詩人としても多くの作品を残した方で、「湿原の哲学者」「広野の聖人」と呼ばれた方だそうです。
館内には博物館スペースもあり、村の自然や、基幹産業である酪農に関する資料が多数展示されています。
村の大地に生きる動物たちと仲良くなれそうな、そんな雰囲気が感じられます。
ゆっくり時間を作って、村の歴史や文化を学ぶことができる、オススメのスポットです。