先日紹介した「佛願寺」へ行ったとき、近くにある「石山緑地」に寄ってみました。
「石山緑地」は、建造物の材料として多く用いられた「札幌軟石」の採石場跡を公園として整備した場所で、切り立った岩肌が露出したまま残されていることが、かつての採石場であったことを物語っていると言えます。
この広場の彫刻は「ネガティブマウンド」といい、子供たちが駆け回って遊んでいるのが印象的です。
私が子供のころだったら、こういう場所で鬼ごっことかやったら面白かっただろうなあと思ってしまいます。
見事な切り立った岩肌に圧倒されてしまいます。岩に彫刻を施したかのような美しさです。
この照明塔、下に動物の足のようなものがついていますが、これも「彫刻」として造られたものなのかな・・・。
実はそれぞれの彫刻には名前が付いていて、これは「午後の丘」と言います。
このジャングルジムのようなのは、「赤い空の箱」という名前。
「ジャングルジムのような」と書きましたが、実際に乗って遊ぶことができるそうです。
この塔は、「スプリンクルキューブ」という名前。
螺旋階段のようになっていますが、元々は水が流れていたと、検索して出てきたサイトにありました。それも見て見たかった気がします。
これは、「手つなぎ石」という名前とのこと。
ほのぼのとした雰囲気を感じます。
これらの野外彫刻は、國松明日香、永野光一、丸山隆、松隈康夫、山谷圭司(敬称略)という五人の彫刻家からなる「CINQ(サンク)」という造形集団の手によるもので、公園が整備された平成5年(1993年)から平成8年(1996年)にかけて制作されたものです。
今回紹介できるのは以上ですが、ここは当初予定していなかったため、帰ってから調べてみると、まだまだ見どころが沢山あることを知りました。
よって、近いうちにまた行きたいと思います。緊急事態宣言が解除され、落ち着いた後で。