今日は6月30日の日曜日。
この曜日配列になると常に思い出すのが、高校3年生だった1991年のこと。
前回今年と同じ曜日配列だった2019年にも同じことを書いているのだけど、1991年の今日は、「高校生クイズ」こと、「全国高等学校クイズ選手権」第11回大会の北海道予選が開催された日でした。
細かい部分は↑の記事に書いているので再び書くことはしないけれど、毎年6月30日は違う曜日でやってくるのに、今年のように日曜日に当たると、決まって1991年のことを思い出すあたり、いかに高校時代、「高校生クイズ」に打ち込んでいたかがわかるといったものです。
「高校生クイズ」と言えば、今気を付けようと思っている話が一つ。
函館の坂道で最も有名と言ってよい「八幡坂」のガイドをするとき、坂を上り切った所にある「函館西高校」について、同校が歌手の北島三郎さんの母校であることにも触れるのだけど、いきなり名前を出すのも面白くないので、「北海道出身の演歌歌手」というヒントを出して「誰でしょう?」と迫り、分からないようだったら、北島さんの代表曲「函館の女」を歌ってヒントを出すようにしています。
この「函館の女」と言って私が真っ先に思い出すのは、北島さんが歌われている場面ではなく、実は「高校生クイズ」の話です。
1988年に放送された「高校生クイズ」第8回大会の北海道予選で、この曲のフレーズの一部を問う問題が出されたとき、釧路の高校のチームが、「珍答」とまではいかないものの、司会の福留さんの失笑を買うような誤答をしてしまうということがあったのだけど、これが36年も経った今でも強く印象に残っている私としては、お客様の前で「函館の女」を歌うとき、この誤答と同じ間違いをしてしまわないように気を付けています。
それくらい、当時の私にとって、「高校生クイズ」は(「アメリカ横断ウルトラクイズ」もだけど)、強く体に染みこんでいたということなのです。
歌詞の問題なので、著作権やら何やらあると思うから具体的には書かないけれど、もしカラオケとかで歌う機会があったら、かなりの高確率で、この誤答を同じ間違いをしてしまうような気がしてなりません。
カラオケならまだいいかもしれないけれど、お客様の前でそんな間違いをしてしまったら印象低下に繋がりかねないので、歌うときには気を付けるようにします。
因みに、函館西高校を卒業されている北島さんですが、出身は函館ではなく、函館から西へ車で1時間くらいの「知内町」という町でして、北島さんの芸道55周年記念碑が建立されています。
昨日のガイドでも、お客様に対してこのことを説明したら、結構興味を示していただけたようだったので、今後もこのことには触れるようにしたいと思います。