先日の「遠足」のさ中、都内某所で仲間が拾ったセミの抜け殻。
珍しい物を見たなという気がした。
毎年の「夏の遠足」や夏の本州旅行(三年前まで)の際には、暑い中での「♪ミィーンミンミンミンミンミィーン」というセミの大合唱を聞くのが恒例行事となっていた感があるのだけど、今年の函館では、例年以上に「♪ミィーンミンミンミンミンミィーン」を聞く機会が多いように感じている。
ちょこっと調べてみたところ、何と何と、ミンミンゼミは、アブラゼミやクマゼミと比べると、暑さに弱い性質らしい。
なので、都心部よりも、寧ろ森林などで生育することが多いらしいのだが、例外的に東京都心など、「ヒートアイランド現象」の進んでいる地域では、暑さに弱い一方で、乾燥した土壌を好むという特性があるおかげで、特に幼虫の生育が活発になっているのだという。
因みに北海道では、暑すぎず涼しすぎずという気候が適しているのか、函館を含む道南地方が、主な生育域だそうです。
さて、今年はいつ頃まで、あの大合唱が聞けることやら。