いきなり登場のこちらの大仏像。
奈良や鎌倉ではありません。札幌市内です。
こちらは、白石区北郷にある「大昌寺(だいしょうじ)」というお寺の敷地(本堂から道路を挟んだ向かい)に設置されている「札幌薬師大仏」という大仏像で、奈良にある、かの有名な「薬師寺」の御本尊である「薬師瑠璃光如来」を勧請した、北海道初の青銅製の大仏像です。
「大昌寺」の四世である「佐藤照禅」住職が、奈良や鎌倉の大仏像に因み、身心の病の救済の象徴として、国や人種、宗派を超えて、誰もが手を合わせることのできる大仏像をと、平成15年(2003年)に造立を発願したのが発端で、同21年(2009年)に境内へ搬入工事が行われ、同24年(2012年)に開眼法要が行われています。
「薬師如来」は古くは「医王如来」とも呼ばれ、人々の病気の苦しみを癒し、安楽を与える仏様として親しまれていたそうで、この大仏像も、「薬師瑠璃光如来」の名のとおり、日や月よりも明るく世界を照らし、心身の病や不安、苦しみからの救済を願う象徴とされているそうです。
仏像の高さは8.4m。台座を含めると約13mと、鎌倉の大仏像と同じくらいだそうです。
「またかよ!」と思われるかもしれないけど、私がこの大仏像の存在を知ったのも「発見!タカトシランド」がきっかけで、一昨年、北郷エリアが舞台だった際、タカさんとゲストの橋本マナミさんが、立ち寄った食堂でここの話を聞き、番組のエンディングで、もう一方のペアであった、トシさんと中山秀征さんも伴って、四人でここを訪れ、お世話になった御礼と、町の発展を願い、手を合わせるシーンがありました。
札幌市内の大仏像というと、南区にある「佛願寺」がパワースポットとして有名だけど、こちらも、色々と御利益を求めて訪れる人が多いそうです。
薬師大仏の向かいにある「大昌寺」さん。
昭和29年(1954年)に、「札幌五大寺」の一つである「中央寺」の説教所として開設され、同39年(1964年)に寺号を公称。同52年(1977年)に現在地に移転しています。
こんばんは。
こちらこそ、いつも有難うございます。
南区にある佛願寺の涅槃大仏はそこそこ有名なようですが、こちらの方は、まだ知る人ぞ知る的なスポットのようです。
私も、「タカトシランド」を見ていなかったら知らなかったと思います。
札幌にも「こんなスポットが!」的な場所はまだまだ沢山あると思いますので、発掘できた際には、またここで紹介していきたいと思います。
いつも温かいリアクション
ありがとうございます。
札幌市内にも大仏さまが!
初めて知りました。