昨日紹介した「本龍寺」から近いところで、もう一つお寺に寄ってきました。
ということで、昨日と同じく、オクラホマ河野君風に、
「札幌市東区 大覚寺やって参りました」
(道外の方、道内でも「しあわせ散歩」を見たことがない方には「何のこっちゃ」でしょうけど)
こちらは、「大覚寺」という曹洞宗のお寺です。
山号は「金龍山」というそうです。
いつ頃設置されたかは分かりませんが、長い歴史を刻んでいそうな狛犬がお出迎え。
境内にある仏像。
お釈迦様の像で知られる花びらでしょうかね?
境内にある鳥居。これは・・・?
豊川稲荷なんですね。
札幌市内では、すすきのにある「豊川稲荷札幌別院」が有名だけど(紹介記事はこちら)、こんな形で境内末社的に設置されている箇所って、全国各地に結構な数あるんでしょうかね。
その辺も興味があるところです。
「萬霊塔」と表示された土台の上にある三体の仏像。
「萬霊塔」とは、この世のあらゆる生命あるものの霊を宿らせ、供養することを目的に建立されたものだそうで、訪れる人に、全ての精霊に供養することの大切さを教えるという意味があるのだそうです。
「長谷川保君殉職之碑」という石碑。
どういう碑かというと、大正15年(1926年)、現在の函館本線朝里~銭函間で、乗客千人余りを乗せた列車が落石に走行を阻まれるという鉄道事故が発生し、当時乗務していた「長谷川保」という機関手の機転によって大惨事は免れましたが、長谷川氏は、その事故で破裂した汽缶の熱湯を浴びて大火傷を負い亡くなりました。
自ら重傷を負いながらも乗客を慰問し、職責を全うした長谷川氏の功績を称え、仲間の手によってこの碑が建てられたのだそうです。
色々な碑や像がある大覚寺ですが、実は、このお寺が有名になっている理由は他にあります。
それはまた次回ということで。