あれだけ綺麗に咲いていた函館の桜が、今日にはかなり葉桜になってしまっていました。
GW後半に函館散策を考えていた方にとっては、ちょっと残念なことになっているかもしれません。
ただ、桜の名所といっても色々で、五稜郭公園や函館公園が見ごろを終えた後に見ごろを迎える場所もあるので、せめてそうした場所で桜景色を楽しんでいただければなと、函館市民としては思います。
今日は、紹介したかった桜の名所の一つ、住宅街にある通りの風景を紹介します。
「桜が丘通り」と言って、本当に普通の住宅街なのだけど、約800mの間に、約100本の桜が植樹されています。
この通りの桜は、昭和初期に沿道住民が植栽したもので、枯死の危機に瀕したこともあったそうですが、住民が自主的に苗木を購入するなど再生に乗り出し、現在、住民は並木の維持と清掃活動に取り組む組織を発足させて、日々尽力を重ねていらっしゃるそうです。
住宅街なので、じっくり歩いて観て歩くというのも住民の迷惑になりかねないので、鑑賞には気を遣う必要がありますが、私はここを、オススメスポットとして、これまでも何度か色々な所で紹介してきました。
今年もまた綺麗な桜のアーチを見せてくれたことに感謝ですね。