もう四年前の話だけど、小樽市内にある黄色の消火栓(上の写真です)を紹介した際に、小樽市内には、青、赤、黄の三種類に加えて、土台が赤で頂部が黄色と青という物も含め、全部で五種類もあるということに触れていましたが、まだ黄色しか見たことがなかったので、他のもぜひ見てみたいなあとずっと思っていました。
で、まず赤を見つけることができました。
昨日紹介した銭函駅へ行ったとき、札幌市内へ戻らなければいけないリミットまでの僅かな時間に発見することができました。
四年前の記事でも書いてあったけれど、本当、「ウルトラQ」に登場する「カネゴン」のように見えてなりません。
写真の消火栓は、海に近い銭函エリアの住宅街で見つけましたが、小樽市内には、低地や高台など、設置場所と配水系統に応じて異なる色の物が設置されているそうで、小樽市のHPによると、1974年(昭和49年)に、小樽市内で全焼6棟、半焼1棟、部分焼4棟、罹災者93名、焼失面積2,519㎡という大きな火災が発生した際、同じ配水系統の消火栓から何台もの消防車が水を吸ったため、配水管の中の水量が落ち、消火栓から水が出にくくなるということがあったことから、消防隊員が、一目で配水系統の異なる消火栓を見分けられるようにとのことから、配水系統に応じた消火栓の色分けがなされ、現在では約1,500基が設置されているそうです。
(↑四年前の記事にも書いていたことの再掲です)
ならば、せっかく札幌に戻ってきたことだし、コロナが落ち着いて、ゆっくり安心して観光できるようになったら、まだ見つけられていない三種類の発見にぜひとも行きたいです。
これはちょっと、一つの目標にしたいと思います。