地下鉄東西線の「大通」駅。
島式のホームですが、ホーム番号は、御覧のとおり、3番と4番になっています。
では、1番と2番はどこにあるかというと、
東西線よりも、地下1階分高い位置を走っている南北線の「大通」駅。
そう、1番と2番はこちらにあるのです。
昭和46年(1971年)12月に、まず南北線が開通し、東西線はその五年後、昭和51年(1976年)6月に開通していますが、同じ名前の駅ということで、ホーム番号は、通し番号で3番と4番になったということです。
ならば、昭和63年(1988年)12月に開通した第三の路線、東豊線にも同じ名前の駅があるので、こちらのホーム番号は・・・、
あれっ、1番と2番になってますよ。
通し番号で5番と6番じゃないのって、実は開通当時(中学3年生)も疑問に思ってた気がするんだけど、そういえばどうしてなんだろうと、この機会に調べてみようと思いました。
三つの大通駅の位置関係は↑のとおりですが、東豊線が開業する直前まで、現在の大通駅は、南北線や東西線の駅よりも東にあるためか、「大通東」駅という名称になる予定だったそうで、その関係で、ホーム番号も1番と2番になっていたのが、開業に当たり、「東」を取って、先行の二路線と同じ「大通」という名称に変わったのだそうで、ホーム番号が5番、6番ではなく1番と2番なのは、その名残なのだそうです。
ウーム・・・、わかったようなわからないような・・・。
開業のどのくらい前に駅名が「大通」で落ち着いたのか知らないけど、ホーム番号を5番と6番にするだけの時間的余裕はなかったってことなんですかね。
それに、「大通東」という開業前の駅名だけど、創成川よりも東側の、行政地名としての「大通東」に設置するんならわかるけど、東豊線の駅も、創成川よりも西側、行政地名では「大通西」ですからね。それもどうだったんだかという気がしますが。
最後に。
札幌ドーム最寄りの「福住」駅へ乗り入れている東豊線の車両には、このようなデザインのものがあります。
これを撮ったのは試合のある日だったんだけど、試合のない日でも走っているのかな・・・。