今日はこちらの橋をご紹介します。
彫刻作品が設置されています。
札幌ではおなじみの彫刻家、本郷新氏の「花束」という作品です。
あれ、五輪のマークじゃないですか?
この橋って一体・・・?
そう、「五輪大橋」という名前なのです。
場所は、昭和47年(1972年)の札幌冬季オリンピック会場の一つだった真駒内なので、オリンピックに向けた道路整備で架けられた橋なのかなと思っていたら、架設されたのはオリンピックよりも前。
どういうこと?と思って調べてみたら、架設当初は、「北の沢(この近くにある地名)大橋」という名前だったのが、オリンピック開催を機に名前が変わったのだそうです。なるほどなるほど。
豊平川に架かる大きな橋です。
川の水が澄んできれいですね。
この橋には、四隅全てに彫刻が設置されています。
山内壮夫氏という方の作品で「飛翔」といいます。
あれっ、同じような形のがもう一つありますよ。
そう、これも同じ「飛翔」という名前で、先程の女性像と、こちらの男性像とで一対の作品となっているのだそうです。
「飛翔」が二つで一つなら、もしかすると「花束」も?と思ったら、やはりそのようです。
違いは、前に出ている足。
最初に紹介したのは右足が前に出ていますが、
こちらは左足が前に出ています。
二つで一つの彫刻作品が楽しめる野外美術館。車で通ると見過ごしてしまいそうだけど、オススメのスポットです。