久しぶりの神社の紹介。
「厳島神社」という文字が見えます。
札幌市豊平区福住にある「福住厳島神社」という神社です。
「厳島神社」というと、これまで住んでいた函館や釧路にもあるし、何より、広島県の宮島にある、大鳥居のある神社有名ですが、函館や釧路でこの名前の神社を見てきた感覚からして、航海や漁業など、海の安全に関する神社というイメージを持っていました。
だけど、札幌は御存知のとおり、海には面していません。ならば、この神社にはどのような由来があるのでしょうか。
(函館厳島神社)
(釧路厳島神社)
(宮島の厳島神社)
「福徳萬世」と書かれています。
福住地区の開基百年を記念するもので、「萬世(ばんせい)」とは、「永遠」という意味があるそうです。
開基百四十周年として手水舎が寄贈されています。
寄贈者の「福住三六会」というのは、昭和46年(1971年)に、当時の福住地区の農家36戸で結成された団体だそうです。
近くに国道36号が走っているので、職業柄そっちを連想しちゃいましたが、違ってました。
ここでようやく神社の由来。
この神社は、広島県からの移住者が、明治17年(1884年)、故郷の厳島神社と農耕の神の二柱を奉斎し、この地に祀ったのが最初とされています。
当時は、鎮座していた場所の字名から「西山神社」と称され、同36年(1903年)、軍の要請により月寒地区の「月寒神社」に御神霊が奉遷されて御神体なき空の社殿となるも、地域住民の篤い信仰により、月寒神社の遙拝所として祭事が続けられ、昭和19年(1044年)、地名を冠し、「福住厳島神社」となりました。
平成4年(1992年)、広島県厳島神社及び札幌市の伏見稲荷神社からそれぞれ御神霊を奉斎して一社として存立することとなり、同8年(1996年)には、京都の北野天満宮からも御神霊を奉斎。平成19年(2007年)に、宗教法人「福住厳島神社」として申請し認証されました。
なるほど、広島県の厳島神社と深い関りがある神社だったんですね。
御祭神の中に「天満大自在天神」とありますが、これは、かの菅原道真公のことだそうです。ということは、学問関係の御利益もあるということなんですね。
これは何の石かな?
「成功者」という文字が読み取れます。
なるほどそういうことでしたか。
この石を持ち上げることに成功した人の名前が刻まれているのですね。
神社の隣には、このような施設があります。
実は、中にある「開拓記念館」が、ここへ行った本来の目的でした。
ということで、その辺は次の記事で。
おはようございます。
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ken🍂