北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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六軒村

2022-11-21 20:03:17 | 札幌

まずはお詫びから。

昨日、今日アップする前提で、この記事を不完全な状態で下書き保存したつもりでいましたが、気が付かず公開しちゃってました。

数分後に気が付いて下書きに戻したのだけど、既に三件ほどリアクションを頂いており、大変失礼いたしました。

 

ということで、ここから本題です。

 

 

昨日の続き。

「福住厳島神社」の隣にある「開拓記念館」へ行ってみました。

 

 

写真撮影可ということなので、館内の様子を。

開拓当時の道具が多数保存されています。

 

 

お、「六軒村」という表示がありますね。

札幌市内には「二十四軒」や「八軒」という地名が現存し、中央区宮の森の一部地域も、かつては「十二軒」と呼ばれていました。

これらの地名は、いずれも、住民の戸数から取られたものですが、ということは、この「六軒村」というのも・・・?

 

 

やはりそういうことでしたか。

 

 

実は、「六軒村」の由来それ自体は知っていたのだけど、その「六軒」があったのが具体的にどの辺りなのかが分からなかったので、この記念館へ行って調べてみようと思った次第でした。

 

 

 

「発祥の地」というのもありますよ。

では早速行ってみましょう。

 

 

 

調べたところ、かつては「六軒村発祥の地」を記したプレートが設置されていたそうなのですが、十年ほど前に撤去されてしまったそうです。

何で撤去しちゃったんでしょうね。残念な話です。

と言いながら、先程の地図と写真を頼りに、地下鉄東豊線福住駅に近い住宅街へ。

 

 

 

 

場所はこの辺り。

先程の記念館の解説板に、「月寒川から南に6戸」とあります。

月寒川との位置関係も、当時のままです。

 

 

 

場所は分かったけれど、行ってみて残念だったのが、「十二軒」と違って、電柱に名前が残っていなかったこと。

「十二軒」も、「六軒村」と同じ、明治4年(1871年)にできた集落だそうだけど、電柱の地名に残る残らないはどういう違いがあるんでしょうかね・・・。

 

 

「十二軒」から「宮の森」へ - 北の風に吹かれて~独り漫遊記~

 ごく普通の住宅街。こういう場所に意外な痕跡が残されているのが、町ブラ(歴史散歩)の楽しいところなのです。  ん?「十二軒」?「八軒」と「二十四軒」...

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ともあれ、場所は分かりました。

痕跡らしいものがないとはいえ、こうして調べながら歩くのは、やはり楽しいものです。


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