「弁当屋さんのおもてなし」のロケ地巡り第二弾(と言っても、シーズン2が始まるまではこれが最後ですが)をお送りします。
なお、今回は、場所の都合により、写真のみで地図のリンクはいたしません。ご了承ください。
こちらは、第1話の冒頭、前回紹介した地下鉄東豊線「豊水すすきの」駅の近くで、主人公千春が、凍結路面をゆっくりゆっくり歩くシーンの続きの場所です。
母親との電話を切り、ゆっくりゆっくり歩く千春が、このマンションの前を歩くシーンは、原作では第1巻のP12~P13にあります。
写真に写っている細い柱が、映像でも確認できます。
転ばないようにおそるおそる歩いてきた千春でしたが、ついにこの場所で滑ってしまい、自分が転ぶだけでなく、すれ違った男性を巻き込んでしまいました。
千春に巻き込まれて転んでしまった男性は、近くにある「くま弁」の常連客である黒川。
劇中では、千春が、黒川の持っていた「くま弁」の袋を目にしたところ、袋に描かれていた「くま弁」のキャラクター「くん太」が、千春に向かってウィンクをするシーンがありますが、「くん太」は原作にないキャラなので、勿論原作にはそのようなシーンはありません。
黒川と別れた千春の視線の先には、夜中にも関わらず営業する一軒のお店が。
そう、それこそが、作品の舞台である「くま弁」でした。
初めて入ったお店でザンギ弁当を注文するも、店員のユウこと祐輔に何かとしんどい状況にあるのを見透かされ、体に悪い揚げ物ではなく鮭かま弁当を渡された千春。ここから、二人の物語が始まっていきます。
原作第1巻のP197で、ユウが「くま弁」に務めるようになったきっかけとして、バイクで北海道事故の最中、「くま弁」の前でバイクごと転倒して重傷を負ったということが書かれています。
そのシーンは第2話の冒頭にもあるのだけど、劇中では、「くま弁」の玄関前は実際よりかなり広いように描かれています。
確かに、この場所で転倒事故を起こしてしまうと、そのまま建物に突っ込んでしまいそうな感じです。
この赤い庇もくま弁の象徴です。
「くま弁」の前の歩道。
第4話では、恐らく本人役だと思うのだけど、お笑いコンビ錦鯉の二人が、客として長蛇の列に並んでいます。
反対側。
第4話のラストで、それまで千春を「小鹿様」と呼んでいたユウが、初めて「小鹿さん」と呼び、それにピクッと反応した千春が「名前は千春ですよ」と返して、二人の距離が一気に縮まるシーンが描かれています。
原作では、その後二人は恋人としてお付き合いするようになり、やがて夫婦となっていきますが、制作が決まったシーズン2では、その辺がどう描かれていくのか楽しみです。
先程も書いたとおり、この場所がどこなのか、いつものように地図をリンクさせることはしませんが、私がこの場所を知ったきっかけは、「発見!タカトシランド」で、タカさんとゲストが、偶然この場所の前を歩くシーンがあったことでした。
本当、何がきっかけになるか分かりませんね。
そうそう、「タカトシランド」がきっかけでロケ地が判明したという件が、実はもう一つあるので、まだ行ってはいないのだけど、予鈴も兼ねて書きます。
「相棒」シーズン2の第15話(平成16年(2004年))で、札幌市郊外の教会という設定のシーンがあり、ずっと、教会や幼稚園、保育園などの可能性を考えてロケ地を調べていましたが、正解は、豊平区月寒東にある「つきさっぷジンギスカンクラブ」でした。
先日、ちょっと調べたいことがあって、4年前の春に放送された月寒エリア編を見ていたところ、ラストで、タカトシのお二人とゲストのお二人が訪れていたのを見て、正解を確認しました。
ぜひ行ってレポしたいと思います。
今原作の「海薫るホッケフライと思い出ソース」を読んでいる途中なのですが、
2人はまだ恋人未満的な感じです。
こうして実際に「くま弁」のロケ地や店舗で使われた建物をみると更に現実味を帯びて、次回作も楽しみになりますね。
ナナマガラーさん、よくぞ見つけてくださってありがとうございます!
こんにちは。
私もまだ3巻までしか読んでいませんが、千春とユウ二人の歩みも、何だか現実にありそうな流れで面白いですよね。
ドラマを先に見てから原作を読んでいるので、原作のどの場面も、映像化されて目の前に浮かんでくるような気がします。
シーズン2はどのエピソードがドラマ化されるでしょうかね。ロケ地共々楽しみにしていようと思います。