北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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白石駅

2022-07-02 16:00:47 | 札幌

 

JR函館本線の「白石」駅。

札幌から旭川方面に向かって二つ目の駅です。

 

 

現在の駅舎。

大学四年生のとき(平成7年(1995年))、この近くに住んでいた友人の家に遊びに行って帰るときに利用したことがあって、記憶に間違いがなければ、それ以来だと思います。

 

 

 

駅舎内で目に止まるのが、レンガで作られた工作物。

 

 

何か写真がありますよ。

 

 

そう、ここ白石は、北海道におけるレンガ製造業の先駆けとなった地域なのです。

北海道、とりわけ札幌圏でレンガというと、お隣の江別市が有名だけど、北海道におけるさきがけが札幌だったということは、あまり知られていないように思います。

 

 

 

駅構内には、そんなレンガにまつわる歴史資料がこうして掲示されています。

 

 

駅の外へ出てみると、工事中の建築現場の囲いに、白石の歴史に関する資料が掲示されていました。

(白石の開拓の歴史はこちら

 

 

 

 

白石駅に関する歴史写真。

明治15年(1882年)、その二年前に手宮(小樽市)~札幌間で開業していた「官営幌内鉄道」が三笠市まで延伸された際、当時の白石村には、「フラグステーション」といって、基本的には列車は通過するのだけど、乗客や荷物がある時に機関士への合図として旗を立て、その時のみ列車が停車する駅が設置されましたが、同23年(1890年)に廃止されてしまいました。

しかし、同36年(1903年)に正式な駅が設置され、大正7年(1918年)には、定山渓鉄道との分岐駅にもなって、現在に至るまで、地域の交通の拠点として多くの人に利用され続けています。

 

 

 

 

開拓の歴史から、それほど昔でもない時代に至るまでの町の様子を掲示したこの資料。

建築工事が終わったらどうなるのでしょう。そのままどこかに移設して掲示され続けてほしいです。

 


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