札幌市内某所。
こんな光景を見ると、柵の向こうでは、何か建物でも建設中なのかなと思ってしまいますが・・・、
そう、実はこういうことなんですよ。
ついに、市の中心部、住宅街でも工事が始まりました。
だけど、現在のJR函館本線とほぼ平行に走ることになる新線は、札幌駅の直前までずっとトンネルなんですよね。
なので、このとおり「開削(かいさく)」という名前になっているのですね。
予定では、令和12年度(2030年度)末となっている北海道新幹線の札幌への延伸。
気が付けば、もうあと八年しかないんだなとさえ思ってしまいます。
私はその頃57歳、今の職場はまだ現役だけど、どこでどう過ごしているのやら。
しかし冬の北海道の環境で超高速鉄道を安全に運行するためには、その選択も頷ける気がしました。
名古屋もリニア中央新幹線の建設がどんどん進んでいます。街中のあちこちで工事を見かけると、「ああこの場所をリニアが通るのだな」と実感します。リニアも地下運行のため、開通すると東京名古屋は40分くらいだそうですが景色を見る事なく着いてしまうらしいです。今の新幹線でも十分早いと思うので、そんなに急がなくてもいいのになんて思ったりします。
函館から札幌まで一度だけ特急で移動しました。南回りで室蘭線、千歳線と通る特急でした。駒ヶ岳や海ぎりぎりの景色を見ながらの楽しい旅でしたが、早朝に出ても半日ほどかかりました。新幹線なら早くなる事でしょう。
北海道新幹線、完成したら一度は乗ってみたいです。
そうなんです。北海道新幹線はトンネル主体なんです。
今年は冬の豪雪でJRが大打撃を受けただけに、新幹線は本当に大丈夫なのかという気持ちにもなりますね。
リニア新幹線も工事が進んでいるのですね。
静岡県の知事が着工を認めていないそうだけど、そんなに急がなくてもというのは私も同感ですね。
11年前に函館から鹿児島まで新幹線乗り継ぎの旅をしましたが、こんなに早いんだというのが正直な実感でしたから。
函館~札幌間は、現在の太平洋周りの「北斗」の他に、昭和の頃は、日本海側を回る「北海」という特急があったのですが、そっちは山の中のため、近回りなのに時間がかかると言われ不人気だったそうです。
今度はその山回り区間を新幹線が通ることになるんですけどね。