地下鉄東西線西18丁目駅から近く、「北海道立近代美術館」の隣にある「北海道立三岸好太郎美術館mima」。
以前紹介した「北海道知事公館」の敷地と一体となっていて、美術館側の入口から、知事公館敷地内の庭園に入っていくことができます。
ということで、庭園内へ。
何やら看板を見つけました。
へぇ~、こんな所に縄文時代の竪穴住居跡があるんですね。
これは、少なくとも今持っている歴史散歩系の本には書いていなかったと思います。
そう、この窪みが、竪穴住居跡です。
歴史散歩系の本に書いていないことをどうして知ったかというと、1月に一度書いていたのだけど、「発見!タカトシランド」桑園エリア編で、所謂「歴女」であり、特に縄文時代への興味関心が深いという、ゲストの菊池桃子さんにぜひ見ていただきたいということで、トシさんが、菊池さんをこの場所へ連れてきていたのでした。
雪が融けたらぜひ行かねばと思っていたのだけど、知事公館の庭園は4月29日からの開園になっていたので、GWの期間中に行ってきました。
不思議で仕方がないんだけど、こんな歴史上重要な場所が、何ゆえ歴史散歩系の本に載っていないのでしょうかね。
案内板に書かれていること以外にも、もっと色々突き詰めて調べてみたいと思いました。
庭園内を流れるこの水路は、扇状地であるこのエリアにおいて、豊平川の伏流水が湧き出ていた、「メム(泉)」の名残だそうです。
同じようなメムの名残が見られる場所は他にもあり、七年前の「ブラタモリ」札幌編でも紹介されていたので、そこもぜひ行ってみようと思っています。
竪穴住居跡があるのは、上の地図の赤丸の辺りです。
さて、知事公館近くの小川の流れる風景、私の大好きな場所、北大構内に似ていますね😊
まあ近くにあるし、一つの続いた森だったのではと想像します。
札幌の新緑が美しくて見惚れてしまいます。
私も縄文時代には興味があります。
どんな風に縄文人は生活をしていたのかと思うとロマンを感じますね。
札幌の街がまた、いちだんと魅力的な街に思いました。
釧路湿原周辺にも縄文集落の遺跡は幾つかありますね。
ドライブで目にしたということは、「北斗遺跡」でしょうかね。
私も行ったことがありますが、釧路周辺では特に大きな遺跡群です。
お、さすが、気が付きましたか。
そうなんです。文中で書いた「メム」というのは、現在の北大構内と繋がっている水路なのです。
そこが、七年前の「ブラタモリ」で紹介されていたのですが、そこをぜひ歩いてみたいと思っているところなのです。
立入禁止の場所もあるようなので下調べを入念にしなければいけませんが、今年中に行ってみようと思います。
札幌にも縄文遺跡は幾つかあるのですが、こんな中心部にもはっきりと残っているということと、本文でも書いたように、それが歴史散歩系の本に載っていないというのが、何とも不思議なのです。
縄文の人々の生活も、想像してみると興味深いものがありますよね。
今度は、市郊外にある遺跡をレポートしてみたいと思います。