楽農piano協奏曲

一日一生。一日一笑。


西邑仁平さんの本

2019年09月16日 | 文学

 

                                     (テレビ画面から)

 

 仁平さんは旧大郷村(現滋賀県長浜市)の役場で兵事係を務めていた。

 

昭和5年から敗戦の年まで。

 

この人のことを9月12日のBS171のテレビで知った。

 

番組は、池上彰の戦争を考えるSP。

 

兵事係は全国の市町村役場で、徴兵検査や召集令状の交付、出征兵士の見送り、

 

武運長久祈願祭の開催、戦地への慰問袋の取りまとめ、戦士の告知、戦死者の公葬、

 

出征軍人家族や遺族の後援などの業務を担った。その兵事業務の書類が兵事書類だ。

 

これらの兵事書類を敗戦直後の軍による焼却命令に背いて60年間隠し続けたのである。

 

 そして、この出来事を記した本「 赤紙と徴兵(2011年8月15日発刊)」が出版されていたのだ。

 

                                    (テレビ画面から)

松の根から油をとり、ゼロ戦の燃料に。

                                    (テレビ画面から)   

 

 

 

 

 

悪者はいつも燃やし、隠し、改竄する。

 

74年前の世界大戦の歴史を私たちは学んでいない。

 

性奴隷で村を守った女性、シベリア抑留の悲惨さ。

 

語り継がねば同じことが起きる。

 

 

 

 

 

 

 

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