楽農piano協奏曲

一日一生。一日一笑。


参道の石畳映ゆ老い二人

2023年10月14日 | 旅行
 人生初体験。善光寺宿坊で過ごした。

お世話になったのは、大本願前の兄部坊(このこんぼう)。

 夕食は日頃味わうことができない精進料理が運ばれる。

 

翌朝は「お朝事」や「お戒壇めぐり」もお願いした。

お朝事の開始時刻は午前6時13分。
(日を追うごとに遅くなる。7時が限度)
坊からのスタートは5時40分。

お数珠ちょうだい。長い列、跪いて待つ。大勧進貫主から数珠を頂いた。

その後、内陣の左前に座り、御本尊を仰ぎ見る。

大勧進の厳かな読経が続いた。およそ30分。最後に

貫主様が参拝客の前に移り、大きな声で南無阿弥陀仏が10回唱える。

お朝事が幕を閉じた。心が震えた。荘厳な儀式だった。



 次に「お戒壇めぐり」。真っ暗な階段を降りてから右手を壁に当て進む。

鍵に当たったので握り締めた。45mの暗黒旅が終わった。



 ご回向も別にお願いしていたので、

再び内陣に座す。

大本願上人の読経に続いて、先祖供養や供養が行われる。

私どもの坊の順番がきたので内々陣に移動する。

上人様の後ろに座する。私らの名前と祈願内容が僧侶に呼ばれる。

本堂から外に出て、お帰りになる大本願上人からお数珠ちょうだいを

していただいた。お戻りになる上人様。


坊に帰ると朝餉が調えられていた。



昨年4月8日善光寺御開帳に詣でたが、宿坊泊の御参りは

善光寺さんへの思いを一層深めることが出来た。

宿泊11,500円+お朝事入場600円+ご回向祈願料5,000円

(宿泊代のみ楽天トラベル善光寺宿坊)




(つづきます)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする