楽農piano協奏曲

一日一生。一日一笑。


お朝事の宿坊発は闇のなか

2025年01月12日 | 旅行
善光寺のお朝事宿坊出発は6時35分。まだ暗い。

先導役の方が丈の長いダウンのウェアを貸してくれた。

大勧進の貫主による「お数珠頂戴」は

仁王門の中に膝をたたみ控える。

貫主が近づくと手を合わせ、頭を下げる。

お朝事開始は7時。本堂内陣券(600円)に押印してもらい

上がった。


お朝事は善光寺を維持運営する天台宗と浄土宗の順に行われる

勤行のこと。

全体で約1時間。天台宗のあとに浄土宗が行うが淵之坊は浄土宗

なのであとに控える。合間に準備があるのでご戒壇巡りを済ませ、

内陣に座す。供養・祈願の法要のため、内内陣に招かれた。

上人様の後ろに座す。

家内安全、健康長寿は私達。受験生の孫に合格祈願をお願いした。

その後、御印文を頂戴した。

御印文は正月7日から15日の期間しか行われない。

善光寺如来の分身と言われる宝印「御印文」を

僧侶から頭に押し当ててもらう。

極楽浄土が保証されると言われている。


お朝事のあと宿坊に戻り、朝餉を頂き坊をあとにした。

人生2度目の宿坊泊そしてお朝事。今後の生き方について

心に刻むことができた。












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