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孫の通う保育園に出掛けた。
来年6月の子育てサロンの日程調整のために。
園長のお奨めもあって、リズム室を覗いた。
別な保育士が電飾スイッチを入れる。
そこは園児の作品クリスマス美術館。
ひとしきり鑑賞。今週パーティーが行われる予定だとか。
今年度最後の子育てサロン野村。
毎年締めくくりは北部子育て支援センターにクリスマスパフォーマンスをお願いしている。
女性3人ユニット名は「センターズ」。
人気が高く、今年も18組のママ&キッズが楽しんだ。
軽運動、物語、ハンドベル。
そして工作は長靴づくり。
昨日午後3時ころ玄関のチャイムが鳴る。
「はーい」と云うと、玄関の戸が開いて花を抱いた若者たちが現れた。
「エクセラン高校から来ました。シクラメンいかがですか?」
見ると3人の高校生だ。
以前の昭和園芸高校で松本市里山辺にあるから野村まではだいぶ離れている。
こういうシチュエーションに弱い、私。
「良いよ。幾ら?」
「1,000円です。最後の一つです」
「どうやって来たの?」
「バスで来ました」
栽培方法のメモが挟まっていた。
広丘公民館の棚に並んでいた映画のチラシに惹かれた。
12月2日自主上映。
当初の上映館は上土劇場だったがピレネビルの大会議室となった。
上映開始は10時30分、終了は12時15分。
休憩を挟んで加藤忠輔トークショーが1時間あり、
13時30分幕が閉じた。
参加者は数十人。
小規模なグループホームの代表を務めている加藤さん。
このような施設や登場人物をモデルにこの映画が作られたという。
認知症で人生を終わらせないと励む職員や施設の調理室で食事の準備に勤しむ入所者、施設の修繕に精を出すお爺さん。
当たり前のように暮らしているから介護という言葉は要らない。
映画とは別に、若い女性職員が施設の中庭で結婚式を挙げる様子が録画されていて、見せてもらった。
職員も入所者も力を合わせこのイベントを盛りあげていた。
私の隣に座っていた女性は介護福祉士の試験をクリア、介護員として働くという。
熱い情熱を胸に頑張っておられる方にも会えて心が温かくなった一日だった。