車止めから歩き始めて70分、2個目のゲートに到着です。
3℃だった気温も既に14℃。気温が上がったのもそうだけど、緩やかな登りの連続で老体はもう汗ダクです。
この状況が続くとなると、目的の流れまでは未だ1時間は掛かりそうです。
ところがここから30分後、岩盤の崩落に選択の余地はナシ!
最近の崩落ではないのにトラロープもなければ獣道も巻きのヒントもない状況に撤退せざるを得ません。
如何せん単独なので無理は禁物ということで。
しかし、2時間歩いて撤退は想定外。さー、どうすっかな。
チョロチョロ流れに試しとばかり、ヨレヨレブラウンパラを落とすと、
居てくれるもかなりスキニー。貧弱な流れゆえ、テレストリアル頼みなのでしょうか。
100mほど進むと一気に高度を稼ぐ流れとなったのでコーヒータイム。
地図と睨めっこ。
ここより水線の長い流れが別の林道脇にあるので、そこを目指すことに。
落ち葉と熊笹、十分歩いた後なのでフェルトシューズだったら一気に滑り落ちた、いや、降りれたかも(笑)
ラバーソールとは言え足元がおぼつかないので、ジグザクに降りた最初の流れでクルージングする魚を発見!
出た!
あっ! 逃げられた!!
ポイントは少ないものの、ここぞのポイントからは必ず反応があります。
尺クラス(この後逃走)まで出てくれました。
スケベ心で尾根向こうの流れもチェックしてみますが、200m全く反応ナシ。山は同じなので水に理由があるとは思えません。
今日は時間も体力も余り残ってないので、パラダイス渓とここは日を改めることとし今日は撤収です。
マジで脚がヤバイです。
これから車まで約4km、大丈夫か?俺?
そんな中、しっかり採ってくるんですから大したモンでしょ?
コシアブラは見っからなかったけど、大収穫です。
因みに、萎びないうちにとかーちゃんにブーブー言われながら無理やり天ぷらのメニューを追加してもらいましたが、フキノトウ、この辺の里のとは全く別物!
柔らかくほんのりとした苦味、格別でした。
フキノトウ、見直しちゃいました。