龍の尾亭<survivalではなくlive>版

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2023年J2第5節 いわきFC×徳島ヴォルティスの試合を観戦してきた。

2023年03月22日 03時17分50秒 | いわきFC

2023年J2第5節 いわきFC×徳島ヴォルティスの試合を観戦してきた。

結果は1-0でいわきFCの勝利。先週のベガルタ仙台戦に続く連勝でもあり、いわき市湯本のGフィールドのホームでの記念すべきJ2初勝利でもある。

徳島が、丁寧に後ろからビルドアップしていこうとするサッカーなのに対して、いわきFCは徹底的に前からボールを奪いにいくいつものサッカーで、戦術の相性としては多少いわきに部があるという印象を受けた。
第1節の藤枝戦の前半は、いわきの選手がガチガチに緊張していて自分たちのサッカーができなかったせいもあるのだろう、藤枝の攻撃的なサッカーに引きずられてどんどんラインが下がり、やりたいサッカーを全くといっていいほどさせてもらえなかった記憶がある。去年のJ3では引き分けと3点差で勝利という2戦だったから、余計に藤枝にやられてしまったショックは大きかった。

しかし、その後

対藤枝失点3
対水戸失点2
対山口失点1
対仙台失点0
対徳島失点0

と、守備がしだいに安定してきているのが分かる。それは遠藤・家泉のCBの堅さももちろんだが、常に連動して素早く走って戻る全員の守備が機能しつつあるということでもあろうか。

この試合でも、後半にかけて徳島がロングフィードを用いたり、ドリブルで突破をしたりというシーンが観られたし、あぶないシュートシーンももちろんあったが、多くは枠内を捉えることはなかなかできなかった。

両サイドに狭くフィールドを寄せてボールを奪ってボールを前に蹴り、競り合ってマイボールにしたら走ってシュートまで持って行く、去年の後半みられた中央突破の様子を今年も見せてもらえるようになったのも心強い。

もちろん20本以上シュートを放って1点、というのは精度に欠ける、ということは言える。欲をいえば有田&海那でもう2~3点は取れたんじゃないか、という決定的チャンスもあったように見えたが、それはこれから精度を上げてチャンスに強くなっていってもらえばよい。

ここでは全員で1点を守り切ったいわきFCに、ファンとして感謝しておこう。

思えば、去年もあの怒濤の中央突破&大量得点は、夏以降に観られるようになったと記憶している。

徳島ヴォルティスについては(ベガルタ仙台戦でも感じたことだけれど)、いわきFCにこのサッカーをさせてはどうしても分が悪くなると思う(偉そうですみません)。

ご案内のように、いわきFCは、中盤徹底的に片側に寄せて人数をかけてボールを奪いにいき、取ったら直ちに全員で走る、裏を取られたら家泉&遠藤が勝負しているうちに全員が走って戻る!というこのサッカーが持ち味だ。もちろん中盤宮本・山下の支えがあってこそ、の戦術だ。頼りになるCBとMFの仕事がみられるのは頼もしい。

だから、それをさせてもらえない場合にどうするのか、ということはある。
去年、いわきFCが二敗している今治は、堅守速攻を徹底しつつ、少ないチャンスで精度高く得点を取って勝ったと記憶している。

また、守備を徹底されたときにどうするのか。

襲いかかる数のシュートだけではなく、その中に精度を上げていったり、数をかけた守備を崩すパターンが必要になるのだろう。有田と海那の連動、嵯峨のミドルシュート、永井のドリブルなど、みたいシーンはいくつもある。

また、右サイド、加瀬と嵯峨のコンビネーションももう少しバリエーションが増えるとうれしい。

次節の町田戦は、どちらかといえば仙台と徳島よりは、いわきに近い戦い方をするチームという印象がある。しかも4勝1分け勝ち点13点で、現在首位を走っている。

デュークとエリキの2トップのアイディアと動きは脅威だし、途中からの荒木もスゴい。DF池田、MF高橋、翁長など、さまざまなところから点を取れる。

町田とやっていわきはどこまで勝負できるのか?
先制点を取れれば面白くなると思うが、どうなるか。

3/26(日)を楽しみにしたい。



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