龍の尾亭<survivalではなくlive>版

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演劇「わたしの人生の物語、つづく。」川前編(劇団ごきげんよう)を観てきた。

2020年02月02日 16時56分19秒 | メディア日記
今日は朝から演劇を。

リージョナル・シアター2019
劇団ごきげんよう
「わたしの人生の物語、つづく。」川前編を観に来た。

九州を拠点に活動する劇作家・演出家の永山智行さんと、「劇団ごきげんよう」が受け取った、地域と人の物語、とのこと。
これから観てきます。
川前は夏井川渓谷にある町。小中学校は廃校になっていて、その元校舎(今は多目的ホール?)での上演です。

その土地で演じられるその地域の演劇、、ということかな?
感想は後で!

……というわけで観てきました。
ステキなお芝居でした。

友人に送ったメールを再録しておきます。

演劇、よかったよー。
九州の都城の演出家が来ていて、いわき市の田舎(周辺部)で聴き取りをじっくりやって、地元の人の語りを沢山採集した上で台本を書いて、それを芝居にして地元の観客に届けるってスタイルの芝居でした。
キャストは全部いわきの
ひとで公演母胎は「劇団ごきげんよう」。老舗のいわき小劇場
からの客演も複数。
アリオスも一枚噛んだ企画かな。
もう4,5年なってるしいよ。
引用開始
2015年から活動し、これまで豊間編・田人編(2015年度)、内郷編・遠野編(2016~2017年度)、久之浜・大久編(2018年度)として地域の方の「人生の物語」を、演劇を通してお届けしてきた「劇団ごきげんよう」。
引用終了
(下記のアリオスページより引用
https://alios-style.jp/cd/app/?C=blog&H=default&D=01906&F=pagetype%3Ar%E2%80%BERYugRYQLKcvWFgfG%3B&O=STIME%3AD)

今回は川前でということでした。
でね、土基本地の人の物語なわけね。
もちろん地元の素人の人は自分自身の物語とか聴かれても最初は口ごもるんだろうけど、劇団員が地域のイベントに参加して、一緒に酒のんで、それから4カ月かけてゆっくり聞いていくと、最初は
「おれのはなしなんがきいだってしょあんめ」
って感じだったた人も、だんだん話し出てくれるんだって。
その時必ず聞くのは
「子どもの頃の遊びは?」
これは盛り上がるらしい。
それからさいごに
「一番幸せだったのは?」
を聞いて終わるんだって。

そうやって聴き集めたお話を元に、父親の訃報を聞いて都会から帰ってきた息子がみんなの話を聴いていく……ってフレーム。
あと、いろいろしかけはあるんだけど、基本は現地の人たちの物語を現地で演じるお芝居なんだね。
たから観客は
「ああ、誰々のはなしかなー」なんて分かっちゃったりもするし、そうでなくても
「んだんだ!」
ってその小さな物語に共鳴してくれる……。
そんなステキな「小さいお芝居」でした。
生きる元気の出る演劇だったなあ。


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