平成湘南日記...一語一絵

あせらずゆっくりのんびりと
花とニャンコとクッキング
時々俳句とデジ散歩
自称カメラ小僧の気まぐれ風まかせ日記

胡桃の花

2008-05-02 15:28:35 | デジ散歩
本屋さんに行く途中、川のそばを通ると胡桃の花が咲いているのを見つけました。
毎年この頃になると胡桃の花が咲くのが分かっていてもなかなか写真に撮る機会がありませんでした。
思い立って、急いで家にカメラを取りに戻り、再び河原へ。

雌雄異花で雌雄同株。
葉の上に直立しているのが雌花。
長い緑の房が垂れ下がったのが雄花。
雌花に実が生ります。


<雌花>


<雄花>

こうして見ると...。
雌花は小さいながらも空に向かい凛と自立感を漂わせ写真では後光さえ射して見えるのに、雄花は何やら枝にぶら下がりつつ風のまにまに揺れ動き如何にも頼りなさげ...と感じるのはある種の僻み?
それとも人の何んたるかを悟りつつ飄々と世を渡り歩いているのが雄花?...。
ワタクシメはどちらに??

まだ晩春ですが殆ど初夏ということで、一句。

風一つ河原にゆれし花胡桃 (楓山人)

かぜひとつ かわらにゆれし はなぐるみ
季語は"花胡桃"で夏(初夏)です。


チョッとうっかりしていましたが、今年の八十八夜は昨日だったようです。
初夏はもうすぐ。