平成湘南日記...一語一絵

あせらずゆっくりのんびりと
花とニャンコとクッキング
時々俳句とデジ散歩
自称カメラ小僧の気まぐれ風まかせ日記

皇居雨中撮って歩記<2>

2008-05-05 15:39:00 | デジ散歩
天候は曇り、時折かすかに小雨の今日は「立夏」
この日から立秋の前日までが夏、春分と夏至の中間にあたる。

昨日(5/4)に続き、皇居東御苑の散策記「草花樹編」をアップ。
(アイウエオ順)
5/6に写真の下にコメントを書きました。


<アヤメ>
アヤメ科。
いずれがアヤメかカキツバタ。
見分け方はネットでいろいろ紹介されているがいまだに不明確。


<エゴノキ>
エゴノキ科。
白い花が咲きとても清楚。


<カエデ/緑の影絵>
カエデ科。
苑には様々な葉の形をした種類のカエデがあちこちにあり、紅葉時期には素晴らしい様相を呈すると思われる。


<シャガ>
アヤメ科。
白っぽい紫のアヤメに似た花、漢字で「射干」と書くことがある。
別名「胡蝶花」


<竹の秋>
筍の育成に養分を注ぎ込むため葉の色が黄ばみ、秋の様相を呈するので「竹の秋」といい、陰暦三月の異名でもある。


<成長した筍>
もうタケノコとはいえないか?


<タニウツギ>
スイカズラ科。
淡紅色の色彩が優しい。
別名「ベニウツギ」


<チゴユリ>
ユリ科、稚児百合。
緑がかった白い6弁花。
花ががたくさん並んでいる姿を「稚児行列」に見立てて命名。


<トチノキ(花序)>
栃、橡、栃の木、トチノキ科。
ヨーロッパ産のセイヨウトチノキがフランス語名「マロニエ」として知られる。



<バイカウツギ>
梅花空木、ユキノシタ科。
花弁は通常4枚、他のウツギよりはるかに大きい。
種類によっては非常に強い香りがあったり、雄しべが花弁化して半八重になったりする。


<ハクサンボク>
スイカズラ科。
別名をイセビと言う小さくて白い花。


<ヒメウツギ>
ユキノシタ科。
姫空木。
枝先に白色の花をやや下向きに多数。


<フタリシズカ>
二人静、センリョウ科。
茎の先に小さな白い花を付ける。
和名は静御前、亡霊の舞姿に例えたものという。


<ホウチャクソウ>
宝鐸草、ユリ科。
宝鐸とは,お寺の建物の軒先に下がっている大型の風鈴(風鐸)のこと。


<ヤブデマリ>
藪手毬、スイカズラ科。
大きな花に見えるのは装飾花(無性花)、それに囲まれた小さなつぶつぶが、本当の花(両性花)。

以上、奥さんのも借りて掲載しました。
中でも印象深かったのは、まず空木。

ウツギ(空木)別名「卯の花」は卯月(旧暦4月)に咲く花を意味する。
茎が中空のため空木と書く、というが「卯の花の木」→「卯の木」→「卯つ木」となって「空木」の字を当てた、というのが妥当か。

卯の花に誘われ来て雨の苑 (楓山人)
うのはなに いざなわれきて あめのその
季語は卯の花、初夏。

降る雨に匂いうつして花空木 (楓山人)
ふるあめに においうつして はなうつぎ
季語は花空木、これも初夏。

そして竹林の筍。

筍の早や背の丈越しており (楓山人)
たけのこの はやせいのたけ こしており
季語筍そして初夏。