平成湘南日記...一語一絵

あせらずゆっくりのんびりと
花とニャンコとクッキング
時々俳句とデジ散歩
自称カメラ小僧の気まぐれ風まかせ日記

初詣・箱根神社

2009-01-04 21:09:56 | 季節のこと
今年の初詣は箱根神社にしました。
家出発は6時半。
昨日まで箱根駅伝のコースを行ってみようということで、二宮交差点から1号線に入り箱根に向かってひた走る。
小田原中継所となる「御幸の浜交差点」と「箱根口」交差点の丁度中間地点を意識しながら、第5区を辿る。
いつも5区を走る選手たちには、観ていて力が入るが今年は特にそれが強かった。
早大の三輪選手もよく頑張ったが、東洋大の1年生ランナー柏原選手は驚異的だった。
あの「山の神」と言われた今井選手の記録を抜く見事な区間新記録。
小田原中継所で4分58秒あった差をひっくり返し、8人抜きでの大逆転だ。
それが原動力となり東洋大学は往路初優勝、そして結果総合優勝達成。

そんなことを想いながら5区コースを走る。
この上りの難所をよくぞ駆けられるものだと、半ば呆れてしまう。
車でさえたいへんなのに。

元箱根・芦ノ湖畔の大鳥居。


そして往路ゴール地点。
昨日一昨日の感動の場所、...今はもう若者たちの夢の跡、祭りの後のなんとやら。

此の時8時半。
そう、のんびりしている場合ではない。
早く箱根神社に向かわないと、...と言うことで。

【箱根神社】

駐車場から境内に。
今日の目的は、なんてったて私の厄除歳寿と奥さんの開運(金運ダヨネ?)祈願。
最初に祈祷には間に合わなかったが、2番目のグループに。
儀式殿から入り申込みを済ませ待つ。
そうだ、長嶋一茂クンはここで結婚式を挙げたんだなあなどとと思いながら。
そして祈祷料の多少に関係なく10人一緒にまとめて祈祷時間約20分位かなあ。
「○○市△△の里に棲む◎◎の××殿...」と呼ばれると思わず返事をしてしまいそうになり、厳かではあるものの何か飄軽で笑いを誘うと感じるのは怪しからぬ限りではあります。
祈祷が終わって、お神酒、お札、記念品(お酒、削り節、昆布、寿留芽、金平糖などの
詰め合わせ)を頂き退出。


本殿。
「千円以上の方は社務所にお出で下さい」との立て看板あり。


初々しくも可愛いく見える巫女さん。


【箱根関所】
箱根神社を後にし、向かったのはここ。
平成19年に復元完了したという。

<上>京口御門 <下>江戸口御門


かなりきつめの石段を登った遠見番所から、関所と芦ノ湖を一望。

入り鉄砲に出女。

「御留守居証文」を持った出女が関所に差し掛かると、女性を検査する「人見女」と言われる役人(たいていお婆さん)が出女の髪を解き「証文」に記載されている髪形や特徴を調べる。
女改めが行われている時は、他の旅人は関所構内に入ることはできず、江戸口・京口の両千人溜りで待たされることになる。
写真のように、出女の眉間には不安や不快な思いに刻まれた皺が見られる。


さて
【箱根ガラスの森】
ここは箱根に来るたびに立ち寄る、我が家定番の美術館。

<点彩花文蓋付ゴブレット/パンフレットよりScan>


<光の回廊>
これは初めてです。
ここは何度も来ていますが、来るたびに何かしら初ものにお目に懸かることができる。
何度来ても飽きないのはそのせいですね。


<マガモたち/箱根ガラスの森で一番の人気者>
オスの頭は青みがかった緑色で首に白い輪。
メスはオスより地味で全身褐色の縞模様。

<カルネヴァーレ ~ヴェネチアン・グラスが誘うカーニバル~>
開催期間 2008年12月28日~2009年3月31日
ヴェネチア仮面祭・・・世界三大カーニバルのひとつ、世界の人々が集まりいつもと違う自分を楽しみます。
箱根ガラスの森では本場ヴェネチアで作られた仮面やマントを身につけて記念撮影などをお楽しみ頂けます。
***公式HPより***
ということで、希望すると仮面とマントを無料で貸してくれる。


上の2枚の写真はパンフレットよりScan。


仮装を楽しむ家族連れが何組もいましたねえ。
若いカップルもいましたが、親子連れが多かった。

今日の主題は「初詣」なのに、他に寄ったところが結構おもしろかったので、ポイントが
ハッキリしなくなってしまいました。

●初詣巫女も並びて縁祈願 楓山人