1月7日(月)晴れ【お拝の効用】
今日は七草です。皆さんお食べになりましたか。私は少し食べました。実は檀家さんの方が作ってお持ちくださいました。一度目のお粥は、なんとお鍋ごと割れてしまい、無残にもアスファルトの上にめちゃめちゃになっていました。
「お気持ちだけいただきます」と申し上げました。
しばらくすると、またチャイムが鳴りまして、先ほどの男性がお鍋を持って、玄関口に立っていました。と、いうわけで、そのお粥さんを一口ご馳走になりました。
この一年も無病息災でありますように。実はこの二日間まったく眠れず、不眠の苦しみを味わっています。あることがありましてあまりに辛く、あまりに苦しく、あまりに残念なことのために体の中の気が入れ替わってしまいました。
とにかく健康を維持するために大事なのは、体の中の気の流れと血液の流れです。この感情の苦しみをいかに乗り越えるか、僧侶として自分の心身を通して学んでみます。常は気楽に、機嫌よく生きていますので、実はあまりに苦しい状態からどのように抜け出すか、この頃は実感が少なくなっていました。
かなり昔、信頼していた友人に裏切られて、あまりに苦しく、それから自分自身を救うのに、一日中お拝をしたことがあります。そのときお拝で救われました。嘘のように胸あたりにきりきりとあった苦しみが消えていました。大丈夫、生きられる、と思いました。理屈では心髄に入り込んだ苦しみから救い出すことは、かなり難しいです。これから百拝をしようと思っています。
自殺したいほど苦しいことのあるお子さんや人々に、ひたすらに仏様の前で五体投地のお拝をすることをお勧めいたします。さて、今回の結果はいかがでしょう。今夜は母の介護がありますので、この状態を続けていては体が持ちません。苦しい感情に負けているわけにはいきません。
(お賽銭を守っていてくれる外猫ちゃんたちです。ニャーニャー、オメデトウ)
#お拝
#自殺防止の百拝