3月23日(木)曇り【大谷選手の愛読書】
WBCは日本の優勝でした。決勝戦もドラマチックでしたが、メキシコ戦も最後の最後、9回の裏での劇的な逆転劇でした。一人一人の選手のエネルギーの結晶ですが、大谷選手は9回のマウンドに立つ前に、「絶対に塁に出る」(表現は違ったかも)と思ったそうですね。そうして吉田選手につなぎ、村上選手が村神様になって、ヒットを放ってくれたことによって、メキシコに勝ちました。
決勝戦も、最後の回で、マイク・トラウト選手に打たれれば、3対2でリードしていましたが、覆されたかもしれません。が、フルカウントの最後の一球が、ストライク!!!トラウト選手と大谷選手は同僚とのこと、これも劇的な対決です。人生はいつも劇的なことで満ち溢れていますね。実は誰しも。
さて、その大谷選手の愛読書を紹介している記事があり、オッと思わず思いましたので、ちょっとご紹介しておきます。
それはこのブログにも紹介しました中村天風先生の本だそうです。おそらく私も紹介した『運命を拓く』でしょうか。天風先生には、実業界の稲森和夫氏や松下幸之助氏や多くの方々が学ばれていることは知っていましたが、大谷翔平選手もそうであったか、と感心し、納得した次第です。
大切な二つの実践法を改めて、ここに紹介しておきます。
〇自己暗示をかけやすい寝る前に楽しいことを考える「連想暗示法」
〇無心になって集中力を養う座禅法「安定打坐」
私もこの頃、少し消極的な考えになっていましたので、過ぎたことはすっきりと決別して、考えを切り替えようと思っています。
私の小学校からの友人で、故郷に繁盛している高級なホテルを経営している人がいますが、彼は天風先生から学んだ、と言っていまして、私に天風先生を教えてくれました。天風哲学を知らずに一生を終わるところでしたが、まだ私もこの世に命がある間に、このような素晴らしい教えがあることを知って、本当にお陰様と思っています。
さて、まだ朝はうすら寒いですが、皆さま、明日でお彼岸も終わりです。まだの方は、お墓参りをなさり、先祖の皆様に、この命の感謝の祈りを捧げましょう。当寺のお墓は、お花畑のように手向けの花々で美しいです。
★中村天風先生の成功の法則 :①自己暗示をかける ②悪いことは考えない・棚上げする ③プラス人間や集団を選んで交際 ④人の怒りや悲しみは頭でなく腰で受け止める ⑤感謝しながら50回以上噛んで食べる