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『瑩山禅師伝』宮地清彦著

2024-12-24 23:00:27 | Weblog

12月24日(火)晴れ【『瑩山禅師伝』宮地清彦著】

今年は瑩山禅師様がご遷化なされてから(1324年)、700年ということで、曹洞宗、特に總持寺では700回遠忌のご供養が営まれました。間もなく今年も終わりますので、過ぎゆく前に、なんとしてもこの一冊をご紹介しておきたいと思います。

曹洞宗宗務庁発行ですので、まことに残念なのですが、一般書店では購入できません。

宮地清彦先生のこの一冊は、147頁の本で、厚さはありませんが、中身は大変に濃い内容です。この一冊をお読みになれば、瑩山禅師のご一生とその教えを学ぶことができます。

曹洞宗の僧侶としては、書棚と言わず、手元に置いておかれたら良いのではと思います。

また總持寺の御開山さまである瑩山禅師に興味をお持ちの方は、ご近所の曹洞宗のお寺に依頼なされば取り寄せてもらえます。お値段も私の持っているのは600円です。少し値上がりしているかもしれませんが、お手頃なお値段だと思います。

もっと書きたいところですが、明日は、本堂並びに客殿の耐震工事が、ようやく終わりましたので、お正月に向けて数人のスタッフの皆さんと一緒に、大掃除です。

今夜もすでに12時に近いですから、詳細な内容の紹介は諦めまして、書名と著者名だけの紹介で失礼いたします。

本当に令和6年も飛び去るのですね。信じられませんね、時の流れのあまりのスピードに。

木内鶴彦さんも、言われていたように、後悔の無いように生きましょう、人生は実に面白い、未知の冒険と憧れに満ちています。急に眠くなりました。おやすみなさいませ。