風月庵だより

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人の考えは変えられないのか

2011-02-03 13:54:16 | Weblog
2月3日(木)晴【人の考えは変えられないのか】(左がルナ、右がキヨちゃん)

今日は節分です、豆まきをもうなさいましたか。私はまだです。

ルナの姉妹猫のキヨちゃんがまた怪我をしました。キヨちゃんのお腹に丸く傷ができて、血が滲んでいるのに昨夜気が付きました。キヨちゃんの飼い主はブラジルの大洪水の支援に出かけてしまいましたので、留守番のケニアからの青年と相談して、今朝病院に連れていくことにしました。行きつけの動物病院はお休みですので、新しい病院に連れて行くことにしていました。

それで今朝、お腹の様子を写真に撮っておいて見せなくてはと思い、お腹を見ましたら、傷口がすでにふさがっています。しかし、周りの毛は抜けていますし、ちょっと盛り上がってはいます。しかし、この様子では、いつもの先生に診て頂いたほうが、かえってよいだろうということで、また明日連れていくことにしました。

キヨちゃんはわずか二年の間に何回も怪我をしています。猫同士の喧嘩による大怪我もあります。ですから、なんとか、キヨちゃんを家の中で飼ってもらえないか、何回頼んだか分かりません。

しかし、飼い主のアメリカ人氏は、猫は自由に外で遊ぶものだという考えを、決して変えようとしてはくれません。夕方からは我が家のルナのところにまた遊びに来ていまして、九時頃に飼い主が帰っているか確認して、私が連れていきます。

ルナが目の感染症にかかってしまってから、猫白血病のワクチン注射をしたり、キヨちゃんに猫エイズのワクチン注射をしてから、また二匹を一緒に遊ばせています。キヨちゃんが年中外に出されていなければ、そんなにワクチンを打つ必要はないのです。

ケニアの青年に、留守番をしている間、キヨちゃんを外に出さないように頼みました。彼はよく理解してくれました。

これを機会に、キヨちゃんが、外に行かないようになってくれると本当によいのですが。つくづく人の信念を変えて頂くことは、こんなことでも難しいと痛感しています。自分は正しいと思う考えを、少し変えてもらえないかと思うのです。キヨちゃんの飼い主からすれば、私の方が、お節介で頑固だと思っているかもしれません。しかし、怪我の度に病院に連れて行くのは私なのですから、少しは意見を聞いてもらいたいと思うのです。

これは猫の話ですが、似たような話は、世の中に、いくらでもあるのではないでしょうか。

こんな時、人は人、と割り切れなくてはならないでしょうが、キヨちゃんの命に関わることでもあるので、お節介おばさんの私としては、なかなか引き下がれないのです。

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