8月5日(水)晴れ【銅板屋根の雨漏りです】
驚きです。はや八月です。本日は東京の檀家さんがお亡くなりになり、ご葬儀で東京に行ってまいりました。私がこのお寺に入寺の時も、式に参列してくださった方です。東京方面は新型コロナウイルスの感染者がかなり出ていますが、お互いに交流のある檀家さんの最期のお見送りを他の方にお願いするわけにはいきません。私が生きている限りは縁のある檀信徒の方は、お見送りさせて頂くのが、私のお役目です。片道2時間半かかりましたが、弟子に運転してもらって、行ってまいりました。感染の問題がありますので、ご葬儀は自分ひとりでつとめさせてもらいました。
さてこの写真は、本堂屋根の雨漏りによる屋根裏の写真です。風が強く吹き、雨もかなり降った日より、本堂の八尺間に雨漏りがするようになってしまいました。それで自分で屋根裏に上って、雨漏りのする所を写真に撮ってみました。かなりあちこちに雨ジミが野地板にできていました。この写真部分はまさに今回雨が降って野地板にまで雨が滲んでいる部分です。
銅板は、酸性雨にかなり痛めつけられるようですが、このように雨漏りをしてしまうのは、それよりもルーフィングが痛んでくることによるそうです。そしてルーフィングを取り換えるには、屋根の銅板を葺きかえなくてはならない、ということになります。
またも大仕事をやり遂げなくてはなりません。このお寺の住職を勤めさせていただいてより、随分あちこちを修理、補修、改装をさせていただきましたが、まだ頑張らなくてはなりません。これが私のお役目のようです。
しかし、あの世に帰る前に、もう少し、学ばせていただきたいと願っています。
皆様も、ウイルスのことだけではなく、いつでもあの世に帰る人間の宿命があります。お互いに、短い時間ですが、何事も楽しんで、大変でも、頑張って生きていきましょう。
暑くなりますから、熱中症には、やられないように気をつけましょう。勿論ウイルスの感染にも気をつけましょう。お元気で。
(のびのびと寝ているカズちゃんです。足が長いですね。)