風月庵だより

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猫のキヨちゃん再び受難

2009-08-20 12:28:46 | Weblog
8月20日(木)晴れ【猫のキヨちゃん再び受難】(左がキヨちゃん、右がルナ。お話でもしているのでしょうか)

ようやくお盆やお施食会のお手伝いが一段落しました。一昨日、昨日はそれほどでもなかったのですが、今頃疲れがでてきました。研究所に出てくるのが、今日はとても辛かったです。皆さんはいかがですか。やはり少し夏休みをとらなくてはならないと思っています。この暑いのに、働いてばかりではいけませんね。

ところで、キヨちゃんは再び受難です。もう少しで直腸に達するほどの怪我です。近所の猫にやられたようで、4日ほど飼い主が気が付かず、膿が大量に出て8日の土曜日に気が付いたのだそうです。おそらく猫にやられた時すぐにお医者さんにつれていけば、奥深くまで膿がいかなかったでしょうが、お尻がえぐれたように奥まで肉がえぐれていました。

近所のお医者さんに連れて行ったら、2日後に縫合手術をしましょう、費用は6万円です、と言われたといいます。それで、私が行きつけのとても信頼している動物病院にすぐ連れて行きました。その先生は、ぐるりと巻かれているテープをはがしてみて、これは縫合手術をしたら、膿が出る場を失って、さらに大変な状態になってしまいますよ、と見立ててくれました。それで、洗浄と化膿止めと、抗生物質の注射をしてくれました。テープも巻きません。費用もとても安かったです。それから毎日、私が運転手でその先生のところに連れて行っています。

お陰様で肉芽が盛り上がってきています。完治するまでに2ヶ月くらいかかるそうですが、本当によかったと思います。しかし、こういうことがありますから、やはり外に出してはいけないということなのです。キヨちゃんの飼い主に何回も頼んだのですが、家においておくのは可哀想、と言われて聞いてもらえませんでしたが、今度こそ、家の中での飼い方を考えてくれると願っています。

猫エイズと白血病の検査もしなくてはなりません。傷つけられてから1ケ月以上経たないと、検査しても罹病しているか分からないのだそうです。相手の猫が病気のウイルスを持っていたら、大変です。もし、ブロックするとしたら、すぐにブロック注射をスタートしなくてはならないそうで、それには15回くらいの注射で費用もかかるそうです。飼い主の人に説明しましたが、それはやらないようです。

なんとか、キヨちゃんが無事だとよいです。キヨちゃんもとても可愛い猫です。いずれにしましてもルナと遊ばせることは、今のところできません。ルナは時々、玄関で友達の来るのを待っているようにも見えますが、衝立に乗ったり、外を眺めたり、孤独でも楽しんでいてくれると思っています。

この頃はキヨちゃんの病院がよいが、2,3日置きでもよくなりました。これも私の夏バテがピークになった一因です。猫を貰ってもらうのもなかなかアフターケアが大変です。

キヨちゃんを飼ってくれた人は、自然が一番という考えの方なので、このような結果になってはじめて分かってくれたようです。二回もの愛猫の怪我という代償を払って、やっと家猫として飼うことを分かってくれたようです。動物を飼うにも責任がありますね。

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2 コメント

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家族愛ですね。 (市堀玉宗)
2009-08-22 16:43:17
風月様の家族愛が感じられます。内の妻も小さいころから猫が好きで、お寺の捨て猫と一緒に育ったようなものです。猫のいなかった時がありません。猫もそれが解るようです。わたしより心が通じているように見えます。御誕生寺には何十匹も猫が住みついているそうです。猫は家に着くと言われていますが、それはつまり、可愛がってくれる主人がいるからでしょうね。結局相手次第ということですね。合掌
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市堀玉宗さんへ (風月)
2009-08-22 22:54:45
どんなことでも自分が経験しないと分からない、と思いますが、猫ちゃんに関しても全くその通りでした。ルナを飼ってみて、猫とはこれほど可愛いものかとはじめて分かりました。

今までも可愛いとは思いましたが、不憫だとか、健気だとか、そんな風な感情まで持ってみたことはありません。

また猫ボランティアというグループがあることも初めて知りました。ポケットマネーで野良猫たちの避妊や去勢手術もしてくれているのです。それは驚くほどです。
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