8月25日(木)曇り【免疫力を上げる食事】
昨日教区の施食会がありました。これで教区の随喜は終わりです。どのお寺にとりましても施食会(施餓鬼)は、一大イベントです。お互いに協力し合って、この法要を執り行います。しかし、日本の気候もかなり亜熱帯化していますから、暑い盛りの法要は、かなり消耗します。当寺は、熱中症で倒れた人が出たのをきっかけに、5月に変更させてもらいました。今までの行事の日程を変えることは、かなりの大英断と、檀家さんたちの理解がなくてはできないことです。
さて、前のブログの続きです。この新型コロナウイルスによる感染症を、どなたも罹患したくないでしょう。しかし、身近にかかっている人がいますので、対岸の火事とは言っていられませんね。お隣の小学生の坊やも感染しましたし、昨日訪ねてきた檀家さんも、感染した、と言っていました。思わず、三歩下がりました。
ワクチンも感染を回避する一手段かもしれませんが、ワクチンを打った人と、打たない友人が旅行に行ったのだそうですが、打った人のほうが感染して、打たない友人は濃厚接触者ですが、陰性だったそうです。
『新型コロナに感染した人 しなかった人』(栢孝文著 幻冬舎)のなかで勧めている食について少し紹介してみますので、ご参考になさってください。
そのⅠ 玄米、胚芽米、ミューズリー、納豆、海藻類、豆類、ごぼう、ニンジン、サトイモなどの根菜、果物、おから、もずく、りんご、バナナ、わかめなど植物繊維を豊富に含む食材、
AIが割り出したデータで、新型コロナ発症リスクとの相関が特に強くでているのは、水溶性の植物繊維*植物繊維の摂取量が少ないと大腸がんの発生リスクが高くなる。(133ページ~135ページを要約)
その2 発酵食品 納豆、キムチ、米ぬか、酒かす、甘酒、酢、米麴、
*但し、ヨーグルトやチーズなどは、カゼインや添加物の問題があるので、大豆などの植物由来がのぞましい。(136ページ)
その3 オメガ3脂肪酸 いわし、サバ、青魚、ナッツ、亜麻仁油、エゴマ油(137ページ~138ページ)、オメガ3脂肪酸のDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)は体内で合成できない。オメガ3脂肪酸は体内の炎症を鎮める。
オリーブオイル、ごま油
その4 生活習慣 入浴(湯船につかる人:湯船につからない人 新型コロナ発症のリスク AIの分析結果:7.0308)
補:長時間の空腹状態(16時間以上)オートファジー(体内で細胞が自身のたんぱく質を分解しエネルギーなどの変える仕組み)長時間の空腹状態が続くと発動すると考えられている。私は13時間~14時間は、いつも食べません。
体に悪いものを避けて免疫力を上げる
これは前のブログに紹介した、感染した人の食生活から割り出した食品を避けること、になりますが、今まで甘いものやパン食や乳製品を主に摂っていた方が、急に食生活を変えるのは、大変でしょうし、まあ、信じないかもしれませんね。なるべく減らすことをこの本の中でも勧めています。この情報を受け入れられると思って、ガラッと変えられる人は、変えたらよいでしょう。
私は長い間、50年以上、玄米菜食を続けています。魚はたまに食べます。肉は全く食べません。前のブログに書きました避けたほうが良い食品は、ほとんど今までも食べていません。またここで、よいとされている食品は、いつも食べています。
住職という役柄、どうしても不特定多数の方と会わなくてはなりませんが、AIが分析したような食生活を送っている私が、はたして感染を回避することができるかどうか、一つのサンプルになるでしょう。
皆さんも、ご自分なりの、感染症対抗策をなさっていると思いますが、マスクだけでは十分ではないと思います。どうぞ、お気をつけてお暮しくださいますよう。願いを込めて、この本のご紹介をさせていただきました。