関東の秋雨期は梅雨期より雨が多いとか。10月14日も朝から小雨が降っていた。家に閉じこもっているのも嫌なので、友人に紹介された「現代日本のパッケージ2018」展(入場無料)を見に行くことにした。以前多少パッケージの仕事に携わっていたから、少し興味を持ったのである。場所は文京区水道の印刷博物館となっている。グーグルマップで検討をつけ、有楽町線で江戸川橋から歩くことにした。
神田川に沿って走る首都高5号線の下を雨を避けて歩くと、やがて高いビルが現れてくる。そこは凸版印刷のビルである。ということは印刷博物館は凸版の運営だろうか。凸版のビルの傍にホールや印刷博物館の建物が併設している。以前にこのホールでの催し物を見に来たことを思い出した。
パッケージ展は各団体や協会などで賞を取った作品が100点近く展示してあった。パッケージはいかに商品の特徴や魅力をアピールし、消費者に手にとって貰うかが勝負なのであろう。我々の時代はデザイナー個人のセンスや技量に多くを頼っていたように思う。しかし展示作品とその解説を見て行くと、今は人の知恵を集めてのチームプレーとしてパッケージ製作があるように感じる。今回展示会を見て、傾向は、優しさや温もり、自然や清潔感などを主張する作品が多いように思う。
印刷博物館を出て、グーグルマップで近場を検索する。歩いて20分程度のところに小石川後楽園がある。帰りはこの小石川後楽園を見て飯田橋駅経由のルートに決めて歩き出した。
首都高5号線
神田川
トッパン小石川ビル
印刷博物館入り口
現代日本のパッケージ展入り口
館内写真撮影不可のためインターネットから写真を転用
経済産業大臣賞
ソニー〈アイボ〉のパッケージ
経済産業大臣賞
経済産業大臣賞
印刷博物館 常設展示
印刷博物館 常設展示
浮世絵から活版印刷までの展示物
小石川後楽園
江戸時代初期に水戸徳川家の祖である頼房が、江戸の中屋敷(後に上屋敷となる。)の庭として造ったもので、二代藩主の光圀の代に 完成した庭園。庭園は池を中心にした「回遊式築山泉水庭園」になっており、随所に中国の名所の名前をつけた景観を配し、中国趣味豊かなものになっている。この地は小石川台地の先端にあり、神田上水を引入れ築庭された。
弁当を広げるとカラスが降りてくる
カワセミを撮影する人
ボランティアの演芸
帰りは飯田橋経由で帰る
飯田橋駅
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