坂東15番札所長谷寺(白岩観音)は高崎駅から歩くと11km、往復すると22kmである。あまり変化の無いだろう行程を5時間以上歩くのはしんどい。ということで今回はバスを利用して同じ群馬県にある16番札所の水澤寺(水澤観音)も一緒に廻ることにした。1時間に1本有るか無いかのバスを乗り継いで行かなければらないので、事前に運行時間を調べ綿密に計画を立てた。高崎までは新幹線を利用すれば早いのだが、散策の時は有料特急など余分なお金は使わないのが原則。当日は4時過ぎに起き、朝早くに家を出る。
15番の長谷寺は高崎市の外れにあるなんの変哲も無い小さなお寺、一方16番水澤寺(水澤観音)は伊香保温泉の近くにあり、日本三大うどんの一つでもある水沢うどんの産地でもある。鎌倉時代同じ33ヶ所に指定されたお寺でも、周りとの相関関係でこれだけの優劣がつくのかと思うと興味深い。家を出たのが4時半、帰り着いたのが8時半、やはり所要時間16時間は年寄りにはきつい散策であった。
朝4時半に家を出る
7:30 高崎駅西口
モーニング
高崎駅発8:30発の榛名湖行きバスに乗る
ドドメキ停留所で下車
歩くこと40分、道路の脇に長谷寺が見えてきた
坂東札所15番 長谷寺(白岩観音)
ここは「はせでら」はなく「ちょうこくじ」と読む
室町建築の本堂は高崎市指定文化財
住職が自ら墓の整理をされていた
Uターンして停留所に向かう
1時間に1本なので20分程度バスを待つ
榛名湖停留所
榛名湖
榛名湖名物トテ馬車
榛名山へのロープウエイ
榛名湖からバスを乗り継いで伊香保温泉へ
路の両側にツツジ
見晴下で下車
大正ロマンの森
竹久夢二記念館
新緑が美しい
見晴下から水沢観音まで歩く
右に折れて水沢観音へ
上州三山パノラマ街道
突然右手に大寺院
長い石段を登ってみる
佛光山 法水寺
昨年10月に落成
このお寺は台湾の臨済宗の佛法寺の日本総本山とか
群馬県と台湾高雄市は友好協定が結ばれていて、
その関係からこの地に作られたよう。
眼前は渋川市、向うの山は赤城山
再び歩く
坂東札所16番 水沢寺(水沢観音)仁王門
観音堂
六角堂
輪転台座を反時計回りに3回押しまわすことで供養と自身の開運を願う
六角堂内 輪転台座に六地蔵が納められている
線香の煙が立ち込める境内
水沢うどん街
ゴールデンウイークで駐車場に入れず車が渋滞
店の外までお客が溢れる
待つのが嫌で水沢うどんを食べるのは諦めた
グーグルの地図に従って渋川駅に向かう
正面は赤城山
渋川駅
渋川から高崎へ
家に帰り着いたのが8時30分、今日の歩数は37500歩
やはり30000歩を超すと疲れがドット出る
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