60歳からの眼差し

人生の最終章へ、見る物聞くもの、今何を感じるのか綴って見ようと思う。

ウインドウズ10

2015年09月18日 08時08分49秒 | 日記
 私が最初にパソコンに触れたの「Windows95」である。それから「98」、「2000」、「Me」、「XP」、「Vista」、「セブン」、「8/8.1」、そして「10」とバージョンはめまぐるしく変っていった。しかしそれに対応するほど、私はパソコンに対しての興味も必要性も無かったので、結局は「98」と「XP」以外はほとんど使ったことはない。しかし昨年「XP」のサポートが終わり、使っていた株の取引のサイトも「XP]では対応しないというメールが来て、にわかに新しいパソコンを買う必要性に迫られた。

 1ヶ月前に買ったノートパソコンのOSはWindows8.1である。そしてこのバージョンは予約しておけば無償でWindows10にバージョンアップできる。先週その予約に対して「アップグレードの準備が整いました」と連絡が入った。だがやっと「8.1」も理解しかけた時に「10」にバージョンアップすればより混乱するだろうと躊躇してしまう。しかしこの「10」がWindowsの最終バージョンになるかもしれないという情報もある。そんなことから、いずれバージョンアップするのであれば、早いうちに「10」に慣れた方が良いだろう。そう思って今回思い切ってバージョンアップすることにした。
 
                  
 
                              ウインドウズ8.1の画面

                  
 
                        ウインドウズ10の画面
 
 約2時間かかってバージョンアップが終わった。しかしアップ後、そこに現れた画面は今までの「8.1」とガラリと変わてしまった。先日来苦労してインストールしたアプリは何処に隠れているのか見当たらなくなった。また一からやり直しである。「さてどうしよう!」途方にくれるが、「やるしかないだろ」と思い直して本屋に行き解説書を買って来た。そして解説書を読みながら操作手順を一つ一つ覚え、アプリを拾い上げて画面の表に貼り付けていった。
 
 今回新しいウインドウズ10を操作してみて感じたことがある。それは解説書にも書いてあったが「8.1」がタブレットに重点に置いた操作仕様であるのに対し、「10」は今までのウインドウズの流れを踏襲し「ディスクトップ画面」で起動し「スタートメニュー」が復活したことである。今まで「XP」に十数年慣れ親しんできた私にとっては、「8.1」のタイル張りの画面や操作手順に抵抗感が強く、なかなかパソコンになじめなかった。しかし今回は「XP」と同じスタイルの延長線にあるという安心感もあり、覚えるのも楽なように思う。したがって今回は早めに変えて良かったと言えるだろう。
  
 パソコンが生活の中に入ってきておおよそ25年が経過する。最初はインターネットでメールが瞬時に相手に届くことにびっくりし、ホームページをクリックすると砂時計がクルクル回りながらウインドウが開くのが面白ろかった。あれからパソコンやインターネットの世界は長足の進歩である。その進歩に対して私の適応力は退化し、興味も減退していった。それを今回のパソコン切り替えでまざまざと感じたのである。ウインドウズ10がウインドウズの最終系であるのなら、私自身ももうこれ以上のバージョンアップは無しにしたいと思っている。
 
 
 
 

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1 コメント

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こんにちは (たえこ)
2015-09-20 08:22:40
おっしゃる通りに、Windows8は「必要な機能を削って、いらない機能を付け足した」とかいって酷評され続けたOSですから早めに変えられた様で良かったと思いますよ。
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