60歳からの眼差し

人生の最終章へ、見る物聞くもの、今何を感じるのか綴って見ようと思う。

胃痛

2008年12月26日 08時11分29秒 | Weblog
1ヶ月前から少し胃の調子が悪い。胃が特に痛むわけではなく、何となく胃が重たく、いつも張って
いるような感じがする。四六時中、胃がここにあるということを意識し続けているような症状である。
会社の近くの町医者に行ってみたが、医者は症状を聞いて胃薬を出してくれただけである。
この1年半近く健康診断を受けていないから、この歳になるとやはり気になのは胃癌である。
先週もう一度その医者に行き、「まだ症状が変わらないからレントゲン撮ってください」と頼んでみた。
以前はこの医院もレントゲンの設備はあったのだが、今は技師が居ず他の病院へ頼んでいるという。
医者は診療室から直接上野の永寿病院へ電話をして予約を入れてくれる。

翌朝、照会状をもらって永寿病院へ行った。
手続きをして、待つこと20分、レントゲン室に呼ばれ、一通りの手順と注意事項を聞く。
もう何回も経験したがバリュームを飲まされ、レントゲンの前でぐるぐると回転させられるのはきつい。
その後、30分ぐらい待って出来上がったフイルムを持って、町医者に行った。
永寿病院の検査結果を見て「特に、癌とか潰瘍といった目立った症状は出ていませんね。
たぶん胃が荒れているのでしょう。年末だから酒に気をつけてください。薬を出しておきましょう」
ということで、また2週間分の薬の処方箋を書いてもらった。

潰瘍など目立った症状は無くても、現実に胃痛はあるわけで、それには原因があるのだろう。
特に暴飲暴食もしていないし、やはり原因はストレスからであろうか?と思ってみる。
今、営業している仕事は1回の取引量とすれば自分にとっては過去最大の取引金額。
硬質のフィルムの印刷物で、初めて経験する商品で、初めての仕入先でもあり不安がつきまとう。
この仕事でトラブれば、今後の仕事に大きな影響がある。
未知の部分が多いだけに、自分自身の自信のなさが浮き彫りになり、不安はぬぐい切れない。
もう一つは先月から始めた株の購入。自分の蓄財を掛けているのだから、自分の生活に関わる。
度胸を決めているといえ、やはり毎日の価格の変動は気になる。それがストレスなのだろうか?

ストレス、これは生活する上で、大なり小なり、いつもつきまとってくる問題だろう。
今回の胃痛が仕事上の問題にあるとすれば、やはり逃げるに逃げられないストレスである。
何かを実行していく上で掛かる負荷、どこかに誰かにヘッジできれば楽なのだが、そうはいかない。
自分一人でやっているのだから、何をするにもすべて自分の責任である。逃げようがない。
こんな時に、ポジティブに考えられるか、ネガティブに考えるかで、ダメージは大きく違ってくるだろう。
全てを悪い方に考えれば際限なく不安が募る、そして最悪の状況まで想定してしまうのだろう。
自分自身は人と比較しても楽天的に考える方だろうと思っている。
物事の判断に当たっては今までの経験や知識を総動員して出した結論であるはずだ。
だから、その時点で、それ以上の判断はない。だから失敗すればそれはそれでしょうがないだろう。
人の指図で動いたのならば悔いも残る。しかし自分で判断し、決めたことだから納得する。
いつもそんな風に考えようとする。そうでないと自分が自分を追い詰めてしまうから。


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