印西市(いんざいし)、あまり聞き慣れない街である。千葉県北部印旛(いんば)地域に位置する人口10万人の市。関東平野の中で活断層がなく岩盤が強固とされることから、災害のへのリスクヘッジとして、市内に大企業や金融機関の事務センターや物流倉庫を置くことが増えたと同時に、東京都心と成田空港の中間にありアクセスの良さが注目されているという。この市の商業の中心が千葉ニュータウンで、業務核都市に指定され子育て世代が増加する住宅都市として発展し、全国住みよさ総合評価7年連続第一位を記録している。
この北総エリアには、日本人の心の原風景というべき里山の景色がいまもなお色濃く残っている、ということなので歩いてみることにした。起点となる千葉ニュータウン中央駅周辺には高層マンションが立ち並ぶが、しかし駅から30分も歩けば様相は一変する。稲田や雑木林が広がり、その合間を縫うように集落が点在。素朴な里山の風景がどこまでも続く。軽トラの轍だけを残すような農道を歩くと、視線をさえぎる建物もほとんどなく、空の高さと大きさと実感しながらあるくことができた。
北総線 千葉ニュータウン中央駅
大塚前公園
浦幡新田公園
中央のマンション群の外側は一戸建て住宅地
一戸建て住宅地を抜けると田んぼが広がる
雑草の中に浦部川が流れる
泉倉寺
宝珠院観音堂
再び稲田へ
遠くに松山下公園の競技場が見える
大六天神社
下手賀沼方面
遠くに下手賀沼が見える
観音寺
「カンナ街道」と言われ、赤や黄色のカンナの花が植えられている
延命寺
白井聖地公園
阿夫利神社
住宅地のある地区に戻ってきた
十余一公園
中心部へ戻ってきた
北総線 千葉ニュータウン中央駅
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