Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

岡山・鳥取県境、那岐山登山(詳細) 

2015年11月07日 | 山歩き

10月28日(水)   天気=晴れ

06:50蛇淵ノ滝登山口駐車場→ 06:58B・C登山道分岐→ 07:12名木の城分岐→ 07:52大神岩→ 08:27三角点ピーク→ 08:35~52那岐山→ 09:02Bコース分岐→ 09:40黒滝→ 10:17B・C登山道分岐→ 10:22蛇淵ノ滝登山口駐車場

 

 昨夜の車中泊は、かなりの雨が降ったのに快晴の朝を迎えた。今回のツアーは天気に恵まれている。国道53号を南下して登山口のある岡山県奈義町へ向かう。標高550mの蛇淵ノ滝登山口まで舗装されて走りやすい道だった。朝早かったせいか一番上の第3駐車場には誰もいなかった。

 登山口付近から那岐山

 蛇淵ノ滝へ向かう歩道が右折しているが下山後見物するつもりなので、ダートの林道を登って行く。しばらく行くとBコースとCコースが分岐する地点に着いた。ここから登山道が始まる。何とも素っ気ないコース名だが、地図にそう書かれているから仕方ない。我々は左手のCコースを登って行く。

Bコース・Cコース分岐地点

 

 樹林帯の良く整備された道は歩き易く朝の冷気の中で汗も掻かずに登って行く。概ね樹林帯の道だが、時折展望が開ける。那岐山の稜線はなだらかでどこが山頂かよく判らぬ。

 樹林の登山道

 時折展望が開く

 登山口から1時間歩いて標高1000mの大神岩に着いた。岩の上から山麓の街並みが眺められた。大神岩からしばらく登ると樹林帯を脱し、笹原の道となって展望が開いた。もう山頂稜線も間近だ。

 標高1000Mの大神岩

 岩の上から山麓の奈義町方面

 三角点ピーク直下の道

 大神岩から30分で山頂に休憩舎が建つ三角点ピーク(1240m)に着いた。もう東隣の那岐山まで僅かな距離だ。その手前に頑丈な造りの避難小屋があり、中を覗くと綺麗に整頓されていた。中国地方の山は何処も、避難小屋の施設が充実しているので感心する。

 三角点ピークの休憩舎(中央奥は、滝山へ続く尾根)

 三角点ピークから那岐山へ向かう。

 那岐山手前の避難小屋

 人声がしたので振り向くと一人の爺さまが凄い勢いで我々に迫って来た。上体は裸、下は短パンに運動靴だけの異様な風体で、荷物は何も持っていない。「俺は凄いんだ。」とでも誇示したいのだろうか、こんな偏屈者のジジイに抜かれるのも癪なので妻と二人で脚を速め我々が先に那岐山(1255m)に到着した。

 那岐山山頂

 後塵を拝した爺様は、そんな我々が気に食わなかったのか、一瞥もくれずアッと言う間に来た道を戻って行った。変な爺さんだったが、裸で山登りする元気なお年寄りとして案外地元じゃ有名人なのかも知れない。

 山頂から三角点ピーク方面

そんな事もあったが、広々とした山頂は360度の展望で実に居心地が良い。20分程眺めを堪能して山頂を後にする。下山はBコースを降る。那岐山から10分程歩くとBコースの分岐で、右折して降って行く。こちらの道も良く整備されて歩き易い。

 山頂からBコース分岐方面

 Bコース分岐地点

分岐から樹林の道を40分程降ると「黒滝」への分岐があった。妻を残し私一人で見物に行ってみた。5分程降って黒滝に着いたが、水量乏しく期待外れの景観だった。

 Bコースから那岐山山頂方面

更に降って行くと、せせらぎの音が聞こえ、沢に降立った。沢に架かる木橋を渡り、しばらく歩くとBコース・Cコースの分岐に着いた。

 沢に架かる木橋

 登山口間近のBコース

 そこから登山口の駐車場に戻ると、ちょうど幼稚園児の集団が登山口へ向かおうとしており、「遠足ですか。」と付添の女先生に聞くと「イイエ、登山です。」と返事がきた。まあこの小さな登山家達がかしましく可愛らしい。アチコチ寄り道で統制が取れず前途は多難そうで、無事登頂を祈るばかりだ。

 幼稚園児の登山隊

 ザックを車に収めると空身で「蛇淵の滝」を見物に行く。こちらの滝はソコソコの見応えがあった。車に乗ると、午後は古い宿場町の家並みが残る兵庫県佐用町の平福宿を観光した。明日は広島と鳥取県境の道後山を登るので、今宵はその山麓に建つ「ひば・道後高原荘」に宿泊する。周辺には立派なクロスカントリーコースもあり、この宿には日本のトップランナー達が合宿に来るそうだ。残念ながら今日はそんなランナーと会えなかったが、隣には日帰り温泉「すずらんの湯」があり眺めも良くて快適な宿だった。

 蛇淵ノ滝

 蛇淵登山口の第3駐車場

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鳥取県、扇ノ山登山(詳細) 

2015年11月06日 | 山歩き

10月27日(火)   天気=晴れ

07:10八東ふるさとの森登山口→ 08:08~30扇ノ山→ 09:08ふるさとの森登山口

 

 昨夜は鳥取市河原町の道の駅「清流茶屋かわはら」で車中泊した。コンビニや夜まで営業する食堂もあって、中々居心地が良い所だった。今朝はコンビニで朝食を済まし扇ノ山へと向かう。

 国道29号の道の駅「はっとう」を過ぎた辺りで「扇ノ山登山口」と書かれた標識があり、そこを左折する。細見川沿いに遡り八東ふるさとの森キャンプ場に着いたが、車道はまだ上へと続いている。ダートの細い道を更に遡って標高900mの登山口にAM7時頃着いた。

 ふるさとの森登山口

 登山口の駐車スペースには我々以外の車は無い。清涼とした空気の中ザックを背に出発する。最初は沢沿いの道だがすぐに離れ、樹林帯の中を進んで行く。尾根が近づくと傾斜を増すが、良く手入れされた道なので大変歩き易い。

 明るい樹林の道

 山頂直下の急登

 尾根に達してしばらく行くとベンチがあり一息入れる。ここで初めて扇ノ山の山頂が見えた。ここから少し降ってその後しばらく急登を頑張ると意外に早く扇ノ山(1310m)に到着した。僅か1時間足らずの道程だった。

 扇ノ山山頂

 山頂の避難小屋

 山頂から昨日登った氷ノ山方面

 山頂の真ん中には綺麗な避難小屋が建っている。中々洒落た造りで「こんな家に住みたい。」と妻が呟いた。明るい雰囲気の山頂だが周囲の灌木が茂りあまり展望は良くない。軽い食事を取った後、下山を開始する。来た道を休まず一気に降り40分程で登山口へ戻った。たった2時間足らずの登山だったけれど、快晴の中、誰一人会わず静かな山歩きを堪能できた。

 下山途中、ベンチの所からの眺め

 下山の道

 登山口の駐車スペース

 車に乗ると河原町の湯谷温泉に立寄って入浴し、その後鳥取を代表する観光地、鳥取砂丘の見物に向かう。この有名な観光スポット、私は以前訪れているからさほどの感慨も無いが、初めて見たと言う妻はけっこう喜んでいた。今夜も道の駅「清流茶屋かわはら」で車中泊し、明日は鳥取・岡山県境の那岐山を登る予定です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鳥取・兵庫県境、氷ノ山登山(詳細) 

2015年11月05日 | 山歩き

10月26日(月)   天気=晴れ

08:10高原の宿氷太くん→ 08:23仙谷コース入口→ 08:45自然歩道分岐→ 09:55~10:04仙谷コース分岐→ 10:23~54氷ノ山→ 11:10仙谷コース分岐→ 11:38~45氷ノ越→ 12:21氷ノ山キャンプ場→ 12:38高原の宿氷太くん

 

 昨夜は標高800mの登山口に立つ「高原の宿氷太くん」に泊った。変わった名前だが展望風呂からの眺めが素晴らしく料金もリーズナブルで中々快適な宿だった。今朝は宿から歩き始める。登山口付近はスキー場やキャンプ場等リゾート施設が充実している。

 高原の宿氷太くんから氷ノ山方面(山頂は見えない。)

 登りは沢沿いの仙谷コースを進む。山頂への最短コースだが鎖場等あるので敬遠されるのかあまり歩かれていないようだ。スキー場ゲレンデの端から登山道が始まる。最初に小さな沢を横切り次の沢が仙谷で、ほぼ直線上に沢を登って行く。巨大な樹木や鎖場等があり、変化に富んで退屈しない道だ。

 スキー場ゲレンデから登山道が始まる。

 仙谷コースの樹林

 仙谷(標識が随所にあり、道も明瞭)

 仙谷コースの鎖場

 源流に着いた辺りで標識に導かれて沢から離れ、樹林帯を急登して仙谷分岐に着く。氷ノ越コースが此処で合流する。後は山頂まで20分程の距離、緩やかで幅広い道を登って行く。こしき岩の左手を巻いて進むと9合目の標識がある。そこから一登りで兵庫と鳥取県境の山、氷ノ山(1510m)に着いた。

 沢から尾根へ向かう地点

 仙谷コース分岐地点

 氷ノ山山頂直下

 山頂からは360度の眺め、西の方向に一際目立つ高山が見えたので、写真を撮ってくれた地元の人に聞くと名峰、伯耆大山で、よほど天気に恵まれなければ見る事は出来ないと言うから我々はラッキーだった。氷ノ山へは兵庫県側からも登山道があり、登山者が次々と登って来る。30分ほど滞在の後、山頂を後にする。

 氷ノ山山頂

 山頂から扇の山方面(中央ヤヤ右の山)

 山頂から伯耆大山方面(中央奥に小さくかろうじて見える。)

 山頂避難小屋(2階建でよく整頓され快適な小屋)

 下山は氷ノ越コースを降る。こちらは緩やかな尾根道で歩き易いから次々と登山者が登って来る。その中に兵庫県警機動隊の団体もいて、元気な声で「コンニチワ」と挨拶してくれた。

 下山の道(筋雲が秋の風情)

 緩やかな下山の道

 山頂から40分程で氷ノ越に着いた。可愛い避難小屋が建つこの峠は、伊勢参りの道として昔から人々が歩いていたようだ。氷ノ越から樹林帯のジグザグ道を緩やかに降って行く。登山口に近づいた頃道、の分岐点に着いた。どちらが良いか判らぬので左手を進むと電気柵に道を阻まれたが、出口と書かれた看板がありそこから鉄線を外して通過できた。もうその先が氷ノ山キャンプ場の敷地で立派で広大な施設で紅葉が美しい。敷地内の車道を降って、お昼過ぎ「高原の宿氷太くん」に戻って来た。

 氷ノ越の可愛い避難小屋

 旧伊勢道の紅葉

 道を遮断する鹿避け電気柵

 氷ノ山キャンプ場

 高原の宿氷太くん

 宿泊者は無料で入浴できるので、ノンビリ浸かって山の疲れを癒す。今回ツアー最初の目標、氷ノ山は天気に恵まれて楽しい登山であった。次の目標は鳥取市近郊の山、扇ノ山だが、その前に今宵は車中泊なので、何処か良い寝グラを捜さなければならない。イイ歳して住所不定の旅は少し辛いものがある。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(祝)関越道と東北道間の圏央道全線開通

2015年11月04日 | 日記

 11月4日(水)

 11日間に渡る中国地方の山旅を終え、本日我が家へ戻って来た。その時最寄のインターがある圏央道を通ったのだが、出発時とどうも感じが違う。行き交う車両が異常に増加しているのだ。鶴ヶ島JCT近くの狭山パーキングエリアは、以前休日でもさほど混み合う事が無かったのに、今日は平日にも拘わらず駐車スペースは満杯近く、女性トイレも行列ができていた。

 この原因、先月末の10月31日に、関越道と東北道間の圏央道が全線開通した為らしい。これにより東北や茨城、千葉方面への交通アクセスが格段にアップして、経済効果も高く沿道地域の発展にも大きく貢献するだろう。

 しかしだ。以前は事故や道路規制時以外全く渋滞知らずで、中央や東名から圏央道に入った瞬間「アァ我が家に戻って来た。」と実感できたのに、今後は外環道のように渋滞が頻発して、我が家への道程が遠く感じられるだろう。それがチョット残念という気がしないでもない。でもまあ、交通が便利になったのだからここは素直に喜んでおこう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

怒涛の観光

2015年11月03日 | 旅行
11月03日(火)

昨日は兵庫県竜野の古い武家屋敷街と姫路城を見物し、今日は滋賀県近江八幡市の古い商人屋敷街と彦根城を見物した。
クラブツーリズム顔負け、怒涛の観光であった。中でも姫路城は雄壮にして壮麗、美しさに感激した。日本人なら一度は、富士山と姫路城の天守閣を登るべしと強く思いました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三徳山、投入堂登山

2015年11月01日 | 山歩き
11月01日(日) 曇り
1051登山参拝受付所→1133~1136投入堂→1202登山参拝受付所


三徳山、投入堂は岩壁に建つお寺で、時々テレビでも紹介されるからご存じの方も多いだろう。
カテゴリーを旅行にしてもよかったが、40分ほど登るので一応登山にします。
登山参拝所で600円払って出発します。岩場もある変化に富んだ道を登って約40分、有名な投入堂に到着しました。
一見の価値あり迫力ある眺めでした。
今夜はちょっと贅沢して三朝温泉の橋津屋に泊まります。

撮り忘れたので写真無し。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする