monologue
夜明けに向けて
 



はじかみの色立つ午後、酒匂(サカワ)の戒めが解かれる…十種神宝
「はじかみの色立つ午後」の「はじかみ」はまず、生姜や山椒のこととみられるがあまりにも暗示している内容が豊富で限定できずに困ってしまう。生姜のことなら鹿の枝角に似ていることから「角の形をしたもの」という意味のサンスクリット語からきた英語、ジンジャーは神社を暗示。漢名は百邪を強力に防ぐ意の「薑(きょう)」。生姜の「はじかみ」は、根の端が赤いので端赤みが語源。
そして、横 綱の起源に「はじかみ」説というものがある。

「抑々横綱とは往昔、嵯峨天皇の御宇弘仁年中、摂州住吉の神事九月十五日の相撲会に、近江国の住人ハジカミと云へる力士一人も対手に当たるものなかりしかば、当時の行司志賀右左衣門尉、住吉社の注連縄をハジカミの腰に纒はしめ、対手の人此の垂れに手掛ければ、ハジカミの負けにすべし定め勝負をなさしめしに、一人として手を掛け得るものなかりきとぞ、是れ横綱の始めなり」(本朝相撲之司吉田家伝)

と「はじかみ」でこの横綱起源説を示唆しているなら神社の注連縄がかかわるようだ。
そして土師家の祖、大国主、天穂日命、野見宿祢などの土師神とも考えられる。
預言解読的に数でみるなら八四神で「し」に濁りがついているので八四四神となる。
八はピラミッドの形で四四は重なった二つの底辺部。
「はじかみ」だけでこれだけの可能性をふまえて先に進まねばならない。

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