昨夜のBS11「INSIDEOUT」に今話題の本『父・金正日と私 金正男独占告白』/文藝春秋社の著者、東京新聞編集委員(外交・安保担当)五味洋治氏が出演していた。
2004年9月25日、北京国際空港で遭遇して渡した名刺に印刷してあったメールアドレスに金正男(キムジョンナム)氏からハングルのメールが届いて以来の交友関係を語っていた。「文藝春秋」誌上で「国民の困窮を顧みず、核開発に突っ走る北朝鮮で、今後、彼がどんな役割を果たそうとしているのか。どんな意見を持っているのか。もう一度彼に率直な意見を聞きたいと願っている。」と結んだ五味洋治氏の記事を金正男氏は読み、2010年10月22日に約4年ぶりにメールをしてきたという。信頼に足る人物と判定したのだろう。世襲に対して反対の立場をとる金正男氏は父金正日の跡を継いだ金正恩体制を固めつつある北朝鮮にとっては目の上のたんこぶだろうけれど金正男氏の存在は国際社会との交流のために不可欠と思われた。
fumio
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