monologue
夜明けに向けて
 




昨日昼頃、桜を見に車で出かけた。先週の水曜日には咲きかけていておずおずとまだ咲きかねていた桜を探しながら走った。途中満開の桜の下で花見しながら昼食を食べている女性たちを何組か見かけた。
川沿いの桜並木は今が盛りと艶(あで)やかに咲き誇っていた。先週はまだ桜の精がそのあたりには到着していなかったようだ。花の精は遅ればせながらやっとあたりのすべての蕾を開かせて去って行ったようだった。
散りゆく桜吹雪に川沿いの道は桃色に彩られて年に一度のキャンバスと化していた。それも一瞬の夢。
fumio



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