わたしは京都市下京区の大宮通りに面した花屋町通りの小学校の帰りにいつも学校の隣の西本願寺(正式名称「龍谷山 本願寺」)、によって庭で鳩と遊んだ。本や映画の「天地明察」の主人公渋川(安井)算哲は京都市下京区大宮通り東入るの邸を立願寺という寺にした。ご近所の西本願寺と東本願寺の願寺の部分を拝借して立(龍)願寺と名付けたようだ。これにも金剛夜叉明王が関わった匂いがある。「金剛夜叉明王」という名前は丑寅の金神の別名。かれは三哲町や三哲通りと名を残していたのに今ではほとんどその謂われが忘れられてしまっているのは不思議。かくいうわたしも京都の通りを読み込んだ歌を作ろうとして調べるまで知らなかった。
fumio
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