monologue
夜明けに向けて
 



米国西部コロラド高原、北緯37度0分0秒、西経109度3分0秒の地点に北西ユタ州、北東コロラド州、南東ニューメキシコ州、南西アリゾナ州の4つの州境が集まる
フォー・コーナーズ(四重境界点)と呼ばれる場所がある。そこにはアメリカ先住民インディアン、ナバホ族、ユト族の居留地などがある。日の出ずる方向へ修行に出た白き兄が帰り、白人に情け容赦なく虐待されたすべてのインディアン兄弟姉妹のため真の公正さを手に入れるために助ける、と予言していたホピ族の居留地もナバホ居留地内部にある。

最近歴史の見直しが活発になり人種差別に対する人々の意識が変化している。
この6月7日には英国西部の港湾都市ブリストルで、黒人差別反対のデモ隊が奴隷商人エドワード・コルストンの銅像を海に転がし落とした。
アメリカ大陸を発見到着したクリストアー・コロンブスは偉大ではなく「先住民を迫害した人物」と評価が変わり、一応全米の祝日である10月12日の「コロンブス・デー」も「先住民の日indigenous people day」とすべきという意見が増え州それぞれ立場によって取り組みが違う。真の公正さとはなになのか。
fumio

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