膨大な放射性降下物に覆われて地上の全生物が死に絶えても地球そのものが生命を育む惑星としての役割を終えたわけではなった。地球救済委員会は、生きとし生けるもの全てを絶滅に導いてしまったヒューマノイド型高等生物、地球種人類や汚染物質などを一旦水没によって洗い流して禊(みそ)いでからデイメンションジャンプによって地球を起動するという方法をもう一度採用することにした。水没はアトランティス以来二度目になるので地球の疲弊が重なり再起動の余力が残るかどうか、が問題だったがリスクは承知で挑戦的に水没に踏み切ったのだった。
fumio
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