monologue
夜明けに向けて
 




<26>

 霊的なる者 スパスシフィカは
 大洋にありて 真珠の光
 銀河の知恵 ことごとく光に集まりて
 第七霊線として額に届く

 闇からの使者 輪を持ちて炎を誤りに使う
 これを支持する者 明らかとなる
 月満ちて 冥府の王よぎる時 心せよ

 塩の海 狼煙(ノロシ)が上がり しばらくは、右左判らなくなる
 然し やがては左手の方向に流れて行く

 大鷲 荒れ狂い その爪に総ての者を懸けようとする
 冷静なる者 血を流しても自分の場を守る
 その数は四人である
 一〇人の残り六人は 表面だけの関わりであり その事は大鷲の
 知るところとなり 報復を受ける

 ユーカリの葉そよぐ美しき里 北の女王の国との不仲を
 隠しきれるか

 決して 容器の中に詰め込むな 容器は神の力の形
 人間の定めるところのものでは無い
 風にそよぐ旗の様であれ

 人間よ 全ての人間の為の人間であれ

1986-5-2



<27>

 アガルタの宮使い
 釜石の山 中程よりきたりて
 笛の音にて其方 呼ぶ

 この言葉 縦糸とせよ

 十字の形に組んだ足
 未だ覚めやらぬ街々の四隅に
 うずくまる 者々

 この言葉 横糸とせよ

 さて スパスシフィカは浮上の用意 既に終わり
 満天の空の下 大なる十字の下に小なる十字の回転を
 始めようとしている

 蟹星の満つる時 其方達この衣を着け
 この言葉を剣と薔薇に変える術を学ぶであろう

 常に伝え続けている様に、この事々を行うのは
 其方達である

 炎の力 光の力
 闇に紛れて走る者共を 銀の月の粉で捜せ

 幸いなるかな 在りて在る御方はその月にて
 見守っておいでである

1986-5-28



<28>

 星々の彼方より 来たりて伝える
 我が名は アリオン
 又の名を ミカエル

 光の中の光 最上の帯

 我が言葉は空しくされ
 我が願い 其方達の耳に届かぬ

 時空の掟を破って、伝えし言の葉
 我々の望み

 過去の過ちを 再び繰り返す事を
 其方達は望んでいるのか

 三度の裏切り 三度の絶滅
 この度は 思い留どめよ

 其方達の荒廃は 全宇宙の進化を妨げる
 何故に この事に気付かぬのか

 これまでにも、数々の人の口を借りて
 伝えて来たが

 時空の掟に逆らい続ける事は
 易い事では 決して無い

 其方達の汚れは、其方達の星の持てる
 限界点を越えようとしている。

 気付き 集まれ
 志を同じくする 我が従僕達よ



<29>

 あなた方が希望に満ち
 愛の言葉を語る時
 あなた方の愛と
 私 アーリオーンの愛が結ばれ
 凍えた心を持つ人々を覆い
 慰める事が出来る

 あなた方人間は
 迷いも多く
 その迷いの友達である
 幻に苦しめられ 嘆く事も多い

 けれど あなた方人間には
 神からの大きな贈り物としての
 希望がある

 希望のあるところに
 愛がある
 愛のあるところに
 光は満ちる

1988-8-2


******************


「光の黙示録」その1から最後のここまでを順番にコピペしてそのまま並べると「光の黙示録」全体の詩編の文書が完成する。以後「光の黙示録」の話題が出た時ご参照いただきたい。
fumio


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<21>

蟹星の夜に降りる星
朱き星の力の裏に、こっそりと降りる星
これが、私達の * の星
これが 私達の暁の星
真空の空に風が起こり
胎児は 再び私達の手の中に
死か生か
三番目の鐘は もうすぐに鳴り終わる
受け入れるか 拒むか
新たなる蕾か 古い蕾か
巨石の輪 元の力を得るか 否か
石像の中の真の姿を見る者よ
静かに 静かに 時を待つ事
何もせずとも 全て行われる
用意の時を静かに待つ事
その日が近い

1986-4-15


(引用者注:「*」記号は、原文では「+」と「×」を重ね合わせた記号とな
      っています。該当する記号が打ち出せないので*で代用しました。)



<22> 母なる大地の子供達へ

冥府(プルトーン)の王 海の王(ネプチューン)との均衡が少し、崩れて来ている
楕円の軌道修正

これは、太陽の黒点の動き 引力圏の動き
宇宙全体の空の場が乱れるのは 地球の場の温度分布の
異常から来ている

地球全体が(霊的地球 物理的地球)温度異常
地球の霊体は 人類の霊体と重なり合い、補いあっている
地球の霊体の歪みは 物理的地球に影響を及ぼし
地軸の歪みを起こしてゆく

これを 修正する為には 宗教の様に偏った方法では無く
総てを包含し得る 人類の霊的な覚醒を促す事が必要である

地球の霊体は物理的地球の形からずれて来ている
人間の覚醒した霊体で地球の霊体の凸凹を補わなくては、ならない

どのくらいの人数が必要かは 未だわからない
恐らく 人類総数の約一/一〇,〇〇〇~一/二〇,〇〇〇で 良いだろう
しかし 完全に一致し得る者なら一万人でも良いであろう

1986-4-19



<23>

光と風の回転に因って 水が生まれる
風と地の回転に因って 火が生まれる
火と風の回転に因って 地が生まれる
光と火の回転に因って 風が生まれる
六→八→四→一〇→二→一
(大地から最高神へ)

読みは四と三
月は三
月読みは三と四と三 日読みも 三と四と三であった
(今は そうでは無いという意味)

太陽はエール 三、四、三
月はミューア 三、四、三
エールとミューアで 二〇
最高神が 一〇
一〇を分けた二〇であれば均衡状態
(今はそうでは無いらしい)~~~~~~~~
今 現在の数については 教えて貰っていません

1986-4-19



<24>

Ⅰ 鎖を解かれるのを忌み嫌う者は 暗き場に残るであろう

Ⅱ 数を合わせようとするから歪みが起こる
  あるがままの数を生かす様にせよ

Ⅲ 果実を食してしまったなら せめて種子を地に戻せ

Ⅳ 喜びの歌を血塗られた雄叫びに変えるのか
  その手に懸けるか この名も無き鳥を

Ⅴ 傘は、何の為にさすのか  考えよ

Ⅵ 長きを短きに変えて 重きを軽きに変えて
  揺すれ 揺すれ  荒き目から 細かき目に替えて
  こぼれ落ちるものは拾うな
  然し 残る者も砂金だとは言い難い

Ⅶ 矢尻の形に気を取られて 肝心の弓に
  亀裂がある事を見過ごすのか

Ⅷ 盃 上下に合わせて 上下から飲み干せよ
  これは 白と黒の境を飲む事 これが 白でも黒でも無い
  正中の道

Ⅸ 者皆 酔い痴れて この華を愛でる時
  独り 目を醒まし唇を噛む者在り
  ただ 独り  ただ 独り 一人の為の独り

Ⅹ 水面に映る虹を渡る事は出来ない
  渡ろうとすれば 深みに足を取られ
  深い碧の淵に沈んでしまう

XI 銀盆の反射を受けて輝く石
  それは 泉の奥に眠る清らかな石
  その泉に手を入れるな

XII 翼を持つ者を 侮ってはならぬ
  然し 気を付けよ 地をはう者にも翼を持つ者が居る

* 明けゆく空 明けゆく夢
  光に 鳥は喜び舞い
  光に 子供は涙する
  光に  光に

1986-3-23



<25>

 如何なる実証も 如何なる奇跡も必要では無い
 あなた方に必要なものは 唯一絶対無比の神への
 完全なる 無条件降伏である

 あらゆる場所へ降臨して在る神々の知恵の系譜に拠って
 磁性化した人々の動きは 全て本流に流れ込む支流であり
 どれ一つをとっても 無駄なものは無い

 名を呼ぶ事も能わない 唯一絶対無比の神の手には
 数知れぬ無数の金糸 銀糸が握られている

 全ての事を知らせる事は出来ない
 それは あなた達の脳細胞の裡に相入れぬ波動を
 起こす危険性があるからである

 直流電流専用の機械に 交流電流を突然流す事が出来ない事に似ている
 その為に 幾つかの媒介を通して伝える事になる

 霊波は 勿論電波では無いし 人脳も又 機械では無い
 適切な訓練と努力によって あなた方の脳に霊波を感じ易くする
 箇所を開発する事が出来る
 霊信に個人差があるのは この開発の手段と個体差に理由があり
 又 磁場にも大いに関係があるという事を忘れない様に

 数々の神話の形をとって現われるものには 大まかに言って
 二つの理由がある
 一つは その神話が人々に受け入れられ易い場合
 二つ目は 送信先から受信先への特定がある場合である

 どちらの場合も 受け取る側の印象を基盤に送信しているので
 個々の印象を大切にしなくてはならない
 神話がそれ自体 一つの媒介であるという事は あなた方には
 既知の事実であろう
 ---マスター・オブ・トリニティー





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<15>

 龍宮よりの使い もの申す

 我が幸賜る者よ 三丈の御柱を巡りて我が宮つ城へ急げ
 亀石 導き給う
 小湧き 清水流れ 花散る里

 楊気 たが石 まがた石
 訳知るものよ 神さづち

 あやに賢き媛神おわす
 かにの里まがつちを経て 依りしろを臨め
 かぐの里 びょうぶ岩

 うがつ者のみ 栄え知る
 矢の小鳩 鵜の小槌

 仮宮にておわす
 龍神 待つ 竜子媛
 永きを待つ 磐のごと

 者共 集え
 斎いのときを

1986-2-15



<16>

ヤグルマ ホホロギを捜せ
打たせの壷に剣あり

ワジルシ ユカタン
三角に道を通す
井桁を辿れ
其方には 分かるであろう
カリマホロバのヨイヤミ宮にて
其方を待つ者ある
その者と共に 冥府の従僕の頭(コウベ)を洗え

吾が宮つ城を踏みにじる者に災いあれ
吾は龍宮の長、不二の高嶺に立つもの
龍宮の変を知らぬ 其方では無かろう
冥府の従僕を吾が従僕にするために
其方のするべき事を教える

ホホデミの炎の剣を ハジベの所へ
持って行け
青龍の吐く息で精錬せよ
冥府の従僕を眠らせ 赤龍を呼べ
赤龍の吐く息を従僕の裡に呼び込み
炎最大となった時に ホホデミ青龍剣を
振り下ろし 炎の根元から切り分けよ

其方達 吾が従僕よ
吾が報せをよくよく胸に留め
ゆめゆめ忘れること無かれ

1986-2-17



<17>

矢追(ヤオ)い 其麻(ソマ)の里(音で辿れ)
井戸の柱 井桁
行く道を見よ
野薔薇咲き乱れ 蝶の遊ぶ道
行く道を見よ
石つぶての道 瓦れきの道 砂煙立つ
行く道を見よ
其方の十字に問うて行け

カミル・アー・エスエンアメン
交錯している
つづらをほどけ
バアの胃袋を空にするな
マニ マニ マニ △

HARIHATT・DEM・ZEIM(ハリハット・デム・ゼイム)

1986-2-23



<18>

映し絵の闇の世照らす この愛もて
人の心をも照らせよ
まことの愛とは 気の巡りよ
気の巡りを行なうとき 生じるものを
他の者に移す時 留意することあり
そは 血で血を計ること
血の合わぬ者に 合わぬ気を巡らせてはならぬ
そは 己が血で計ること

まことの愛に 山も川も無し
まことの愛は 神の息吹で生き返る
まことの愛は 神の裡 神の腕(カイナ)でに抱かれること
まことの愛は 肉との別離(ワカレ) 神との出会い

己が血を汚すな 汚すな 汚すな

血の性は魔であり聖である
その巡りで 魔にも聖にも変化(ヘンゲ)する

1986-3-3



<19>

回せ 回せよ 回転燈籠
巡り 巡る 炎の輪
まことに移ろい易きは 人の心
この日をもって 心と別れよ
愛の炎だけを武器として戦え

戦うのは 全ての人々 全ての自己
最後に残るは 自己 己れ
自己と戦い 勝ったとき
カリマホロバ マホロバとなり
輪廻の鎖は解かれる

終わりの日 神 唯お独り 立たれる

メンフィス北方五〇km アスランタの町
帽子の男
ふくろうの目に気を付けて行くこと

約束の地へ行け
黄金の壷が待つ
覗くな 手を入れるな
捧げ持て

民の苦しみを取り払うには このことしか無い
剣に手を掛けるしか無い
意思に逆らう事の無いように
しかと言い渡したぞ

1986-3-4



<20>

アーリオーンの額、瞳に注目せよ
其方の血の流れを繋ぐ者 答えて言う
黄金の鷹 暁の星となる時
呪縛の重き鎖解け 海人王 其の人来たる

夢 マボロシ 摩穂呂覇(マホロバ)の剣(ツルギ)
其方の手に在り

夕月潜(クグ)り 走り抜ける者共を責めるな
総ての者と灯のもとで 瞳を交わし
誓いの言葉を交わせる人がくる
闇夜の出来事に心を開く時では無い

拮抗する力を 天秤に載せる事は諦めよ
支えとなる ミスミは未だ完成していない
乞い願う事も止めよ
へつらう事も止めよ
総て 総て御心のままに事は動き
何人たりとも 抗うことは出来ない

封印は解かれる
耳を澄まし 瞳を凝らし 心を清らかにして
総ての事々 起きつつある事々を受け止めよ

苦しみの星 第二天階に在り
其の朱き光と力 血にも及び
悪しき種を民の上に撒く
見極めよ 其方の炎の血で
愛と哀を以て

1986-4-13



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<11> 神託

 我は イシスの神の再臨を斎(イワ)う為に
 此処に参れり
 豊饒(ホウジョウ)の稲を此処に撒(マ)き
 その根をこの国司(クニツカサ)に渡すなり
 長者(オサ)を立てて 磐根(イワネ)をおいて
 雲を払え
 瑞穂(ミズホ)の葦の広野(ヒロノ)の裾に
 我は種を撒(マ)けり



<12> メッセージ

 翼をたたむべからず
 石つぶての中を飛び続けよ
 媛神を奉り 崇め 従え

 我は許す者なり



<13> 私の名前を呼ぶ者に伝える

 私は私であり それ以外の何者でも有り得ない
 初めであり 終わりである
 この言葉は様々な人間の口を借りて語られた
 然し この言葉の真の意味を理解する人間は皆無である
 未だ始まりを持たず 終わりも持たない
 始まり続け 終わり続ける
 点であり 円である
 理解することは 私であると言うことである
 そのような者を 私が赦すと思うな

 私は私であるのだから 誕生も死も無意味である
 輪廻転生は 私にも私の力の末端にもあったことは無い
 掌の裏表に起きる 全ての事柄を見よ
 裏から見れば表であっても 表から見れば裏である

 私には 裏も表も無い
 私には 日も影も無い
 私には 白も黒も無い
 人間の知るところの色では語り得ない

 人間を養うものは 全て私の内に在る
 何故 それ以上のものを懇願するのか

 白は黒であって 黒も又 白である
 白が白でしか無くなり 黒が黒でしか無くなったとき
 私は全てを 無に帰する

 私の警告をよく聞けよ
 決して 疑うな

 人間は私の愛するものである
 人間は人間で在り続けよ

 私の業を掠め取ろうとするな
 同じ禍ちを二度冒すな

 分かるということと 理解するということの違いを知れ
 分かる者に私は話す

 私の目からは 全ての人間に色は無い
 色の概念は私のものではない
 自分を分かるものだと思うものは 聞くが良い

 黄金の壷に 己が剣を浸せよ
 剣を抜くときに 中を覗こうとするな
 剣に掌を触れるな(剣の刃)
 剣に竜の息を吹きかけさせよ

 御使いの守護の為に送られた竜は
 人間の手には負えるものでは無い
 覚えておくように

 今は多くを語るべきではない
 語られるべき言葉は誰の耳にも入らない
 手綱は切られた
 御者は眠っている

 このような時 即ち今から六四回の満月を見るとき
 立って出る者は 全て招かれざる者達である
 その様な者を信奉する者も 又 招かれざる者である
 覚えておくように

 此れ等の言葉は何処から来たか 又 何処へ行くのか
 知ろうとするな
 すでに分かっている者だけに 用意された言葉である



<14>

 オホツメ カイカシ マルニ
 此の言葉の意味は後程伝える

 我が力の顕在性にかくあるべし云々と言い募る輩よ
 我が力に限界は無く 又 そなた達の言う規則も
 当て填まらぬ事を ゆめゆめ忘れること無かれ

 我は高領より来たり 高領を居住まいにするものなり
 我が名は此の世に知らぬ者無し
 我が名を語る社は多けれど、我が社は荒れすさび
 我が魂は鎮まるところを持たず

 我が力の成すところのものを観よ
 留まるところを知らぬ者達よ



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<3> 愛、至高の愛

植物の愛 惑星の愛
美貌の境の無い愛
性別の無い愛
土の愛
地球の愛
固体 液体 気体の区別の無い愛
やっと感じられる 薄いヴァイブレーションの
至高の愛



<4> 大いなる言葉に耳を傾け

美しきヴァイブレーションを色と形から学び
音楽にのせて 全宇宙へ発信せよ

総ての生命を育む地球の存続を賭けての
これからの我々の闘いの為に

絵=色と形のヴァイブレーション
音楽=大脳記憶に訴えるヴァイブレーション
言葉=大脳に貯蔵され音楽で覚醒する為

エナジィ強化→個人から集団へ
集団エナジィ強化→地球の部分的生命強化
これを繰り返し あまねく強化してゆく

その上で 地球の地球自身の銀河系での役割を
果たす事を促進する



<5>

ゆうべに辿る道は険しかろうと 朝露の道は輝いているだろう
砂浜は波に洗われ洗われ 其方達の足跡を残すことは無い
過ぎ行く時の しじまを縫って帆掛け舟は出て行く
時と時との間にある にかわを溶かす者は何処に眠っているか

耶麻女(ヤマメ)の走る先 清き流れの元となる所
総ての雪の生まれる所、馨しき香の流れる所

音で辿れ あまねく人々の耳に快い音で
それは 葉ずれの音
それは 波打ち際の音
それは 深山の音

ようやくにして 心と心の音の解る人々が生まれてきたことよ
黄金のサキツチの世に、虐げられるもののあることを許すまじ
闇の世 永くは栄えぬことよ
そは すべからくアジナの主の言う通り

メの神の世には 光 未だ齢(ヨワイ)を持たず
今 しばらくの時を待つべし

---カリカラの明王



<6> 汝等に伝える 傀儡の主たる者の意図せんところを

 やがて訪れる 星降る夜に宵闇山を走り抜け
 傀儡(クグツ)の掟を知らしめ 聞かしめ
 我らの名を 地に落としめることを意図せる者こそ
 いにしえの昔から 我らの敵(カタキ)として
 この宇宙(ソラ)を牛耳って来た者共
 その名を デ・ゼビアス・デニアス・アイという

 汝等に伝える 我らが母 マイ・ミュート・アーテは既に 北極磁気圏内に在る
 心して 生きよ 星降る夜は近い



<7> こと これに覚えしサキツチのシズカネいわく

 日の本の島々 これ総ての流砂の磐(イワオ)に留どまるが如し
 この磐 揺るがせば形変へるべし
 かの人々来たる日には この島大いに繁栄すべし
 西の雲 茜に染まり日の暮れるを忘れる日に
 かの人々 この島に来たりて杖を振るい いにしえの力を隅々に行き渡らせり

 山々の裾野に集えり人々は ただ ただ 空を仰ぎ
 声なき声持て 叫ぶであろう
 こは如何にして この災いを避けるべきかは不二の高嶺を奉る
 亀石の翁のみ知る事ぞ
 しかして この災いを転じて福と為すは そちらの志しひとつぞ
 闇から闇へと葬るも良し 闇からサキツチの世に出すも良し

 滴(シズク)岩 勝ち得て喜ぶ者よ
 そなた達の玉緒に残れり その土をば
 不二に帰す事ぞ 世の東西を結ぶ磐 二にして一なり
 多くを持つ事は 必要無し
 真珠の光 浮かぶ日こそ世に茜さす日ぞ



<8>

 力というものは 血から発するものだ
  力(チカラ)=血(チ)から
 故に血を濁らせては ならないのは道理である

 血が濁っている状態で 力を発しようとすると身体のいずれかの場所から
 毒が噴出しようとするだろう

 血とは 火と水のエレメントで構成される
 特に 水のエレメントが浄化に関わる

 一日に なるべく最低1リットルの出来るだけ清浄な ただの水を摂取する事
 日没後六時間以降は 多量の水を摂取しない事

 血とは 総ての源である事を忘れるな



<9>

 幽玄の彼方から待ち望んだ
 今この時 この麗しき邂逅の時を
 決して無駄にせぬ様に

 我々の計画の一端を 再び担う事を誇りに感じて欲しい
 其方達の魂が待ち望んだ この邂逅の時
 我々の元から送られる 愛のエネルギーを最大限に
 利用して貰いたい

 光と光の触れ合いには 大きなエネルギーが再現されるだろう
 光の子達よ 思い出すのだ
 其方達の愛 其方達の魂の帰る所を

 其方達の愛の誓いを この地球上で具現せよ
 忘却の淵から起き上がって来た者達の上に

 光の子の光の愛の技は 其方達のもの
 立ちはだかる 如何なる試練の壁も
 光の愛の技の前には 無に等しい

 我々と共に歩み続けると誓った其方達
 お互いの魂に誓った 其方達
 夢々 忘れる事無き様に



<10>

 やがては明けゆく、この空の下
 闇から闇へと呼び交わす声が こだまする
 我々のコード・ネームは「光」
 明けの明星 金星の覇者

 呼び交わす声に惑わされる事の無い様に
 衣食住の夢は 我らの夢では無い
 我らの夢は「愛」それだけ
 我らの武器もまた「愛」それだけ

 光の下に集い 「愛」を実戦する者よ
 終わる事の無い「愛」の夢を望む者よ
 「愛」だけを武器に 闘い抜くのだ

 この惑星上に 再び我らの光が充満する様に
 衣食住の夢が 終わりを告げる様に
 闘い抜くのだ





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四一、 命の水を請うな
    金 銀 水晶を請うな
    絹衣を請うな
    その様なものに何の力も無い

四二、 常に 自らを凡夫とわきまえよ
    神の御力に頼んで 道を行けよ
    如何なる奇跡の類をも人の業だと
    思うこと無かれ

四三、 どの様な事が起ろうとも
    神を試してはならない
    神に試されているということに
    気付く様に

四四、 栄光は神の内に在り 求める者
    全てに別け隔て無く 輝き
    その道を照らす

四五、 神を恐れる者達よ 行って
    話すが良い
    神の御心に叶う様に

1985-12-9~12


(引用者注:第2章の表題は、原本『光の黙示録』によれば「神を恐れぬ者達よ」
      となっていますが、これは誤植だそうです。
      冒頭のとおり、「神を恐れる者達よ」というタイトルが正しいとのこと
      ですので、ご注意ください。

      また、本章「一七」は原本では「黄泉の裁きを浸すことなかれ」
      となっていますが、正しくは「黄泉の裁きを侵すことなかれ」
      とのことです。あわせてご注意ください。)



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二一、 東の風が吹く時に 三番目の鐘が鳴る
    朝告鳥の声を聞け
    その時までに 濡れた衣(ヒスイ)を
    脱ぎ捨てよ

二二、 一六を八に帰せよ
    何も問うな
    内なる方が「待て」と仰せある

二三、 全ての者に全ての答え
    低きものにも 高きものにも
    全て 神の御前には等しく
    神の血肉によって 養われていることを
    覚えておくように

二四、 流れを滞らせるな
    木々を拾い集め 小石を拾い集め
    小さな火をおこせ
    望む者 全てを火の回りに立たせよ
    望む者 全てを宴に招け

二五、 善も悪も神の言葉によって力を得る
    人の手によって力を得ることは無い

二六、 然し 神は全てを許したもう
    許しを請う者の全てを

二七、 知恵者達よ 聞くが良い
    北には山在り 南には雲在り
    東には流れ在り 西には泉在る
    心は留まり 四方へ顔を持つ
    その根は海へと張り その枝は
    地を覆う

二八、 頂上めざして歩む、巡礼の
    一団あり
    顔は青ざめ 黙して語らず

二九、 湯浴みする女あり
    崇拝する者多し
    盲て涙する母 傍に座す

三〇、 朽ち果てた館に住む者 ここに在り
    目は濁り口は溶けて その肉は
    腐るに任せて

三一、 舞台に立つもの 在り
    その行ないは獣に等しく
    白衣を汚して 勝利の酒を
    汲みかわす

三二、 深海に真珠を抱く母あり
    時満つるを 待てり

三三、 地には ざくろを食らう者満ちて
    月の裏側を見る者 多し

三四、 飛ぶ鳥は撃たれた
    闇に走る者達の
    「聖なる剣」によって

三五、 冷静なる知恵者よ 心で見よ
    全ての「聖なるもの」は 神の
    御業のしるしであり 名前では無い

三六、 全ての腫ようは口を開け
    膿を流し始めた
    黙して眺めるが良い
    人の行なうどんな業も
    傷を癒すことは無い

三七、 獅子の門を目指して行けよ

三八、 花梨の冠を載いた者を捜せ
    自が心の十字架に問うて
    道を捜せ

三九、 我が道は嵐なり
    石つぶての道なり
    嘆きの道なり

四〇、 暗き道を終わりまで
    自が足で辿れる者に 告げる


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<2> 神を恐れる者達よ

一、  影を色濃く落とした泉のなかに 壺は投げ捨てられた
    命の剣を携えた 命を刈るものによって

二、  夜の闇に紛れて行くものを 銀の月の粉で捜せ
    周りは朱鷺色 中程に進むにつれて夜明け色
    手に入れることは出来るが 頭を入れることは出来ない

三、  八は三の中に 四は五の上に
    九は一二をもって飾られるべし
    五六は無に帰せよ

四、  月明りのふくろうは その爪にルビーの指輪を
    三番目の羽根は切り取るべし

五、  青い外套の女に 人魚の涙を渡す時
    亀甲の数字を手にするであろう

六、  苦しみは 夜明けと共に、霜の様に頭上に
    降るであろう
    川を渡る時に 川のおもてを見てはならない

七、  果実の肉を食してはならない
    種子を袋に収めよ

八、  銀の御舟が過ぎる時 影の頭を留めよ
    月型は しかし 使ってはならない
    心の鋳型を当て填めよ

九、  櫛型の木立の三番目 波形の光の向こう
    岸に近く 葦の立つところ
    水際に たなびく霞を見付けよ

一〇、 陽は日とは異なり 煉は漣に連なる

一一、 瓦れきの中から 起き上がる者達を
    敬ってはならない
    神を試そうとしてはいけない

一二、 水面(ミナモ)に映る姿に
    酔ってはならない
    風が吹けば 変わる様なものを
    あなたは 招じ入れてはいけない

一三、 金の衣に包まれている者を 全て
    信じてはいけない

一四、 全てを知ろうと思うな
    決して 追い掛けるな
    わなをしかけるな

一五、 鹿の様に 伸びやかに
    鹿の様に用心深く

一六、 首の欲しい者は 壺を覗くな
    剣に息を吹きかけるな

一七、 黄泉の裁きを侵すことなかれ
    黄泉の壺を手にすることなかれ
    英知は黄泉にも等しく与えられ
    神の御業に等しく映り その対を
    成す様に 定められたからである

一八、 神の名を呼ぶとき 等しく黄泉をも
    影が呼んでいると 常に
    心に止めおく様に
    天秤の左右 どちらかが重くなった時に
    真に求めている者の名を
    知るということを覚えておく様に

一九、 雪は常に白いということは無い
    救いを求め 追い掛けていくと
    無の川にはまり 全てを失う

二〇、 木筒に水を満たしておく様に
    然し その水を人の口にあてがうのは
    止めよ
    求める者にはそうさせよ



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  光の黙示録

<1>

神を恐れぬ者達よ

己が城の壁(ヘキ)に住まう鼠を恐れよ
小さき者を恐れよ
その力は微少にして 最大なり

弱き者を恐れよ
その心には 一片のおごりも無いからである

地を這う者を恐れよ
あなたがたは 足元には気付かない
あなたがたの目は常に 上を望んでいるからである
然し あなたがたを倒す者は下からくるのである

阿鼻の冠を受けた者よ 聞くが良い
お前の待ち望んでいた力は 狭い井戸には無い
黄泉のかまどにも無い
日々 お前の足下に虐げられて 涙を落としている
お前の言う「忌むべき者達」の中にある



*****************

 最近話題に上らないのでこのブログの読者があまりご存知ないと思われる、詩的メッセージ[光の黙示録」を掲載する。ARIONが人類全体のパブリックドメイン(公共共有財産 )として発した預言詩で全部で9千500字ほどだがブログの制限文字数は千字なので分載させていただくことになる。

  このメッセージが収録されていた書籍『 光の黙示録』は大陸書房より 1988年12月21日に上梓されたが現在は絶版となっているのでARIONの媒介者北川恵子氏がネットで配信され、途中で引用者として注を入れておられる。
fumio


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 *

  いましいます、ありとしありて 
  ゆめ を はむ もの 
  かいなる もの は、かい として 
 さらなる うまち を あつめむとす 
 かすたりて みすみ を しょうく し
 ほしみ は、ほし を
  ちもり は、ち を
  くうなる そは、くうへ
  あやまてる、れきし
  あやまてる、たみ を うむ

  かくや、すきさりし えいか
  なに を もとめむ

 
    **

 流河に何を見出すや?
 崩石に何を思わんや?

 轟く大地は何を生む?
 囁く風は何を置く?
 
 溶ける、溶けてゆく。
 流血の歴史。
 涙の歴史。


   ***

 月の娘は、皿を割った
 木星王は嘆いた
 赤い目をした大地の子供は笑った

 夢魔は去った
 だが夢も去った

 鎖で繋がれた巨人は
 大地の重みに堪えかねて
 自らの踵を噛んだ
 
  灰色の陰は大鷲の老いを示す
  飛び石の向こうには、
  約束された緑の大地は無い
 
  私は言葉を切り揃えはしない。
  私は音を大事にする。
  私は木の葉擦れの間で息をしよう。

  人よ、人であれ。
  他人の水晶を覗いて、
  嘆くのは止めよ。

「SOUNDとこの部屋の仲間へ」

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  2010年サカワの戒めが解かれるという時点におけるこの詩編の解読結果を大ざっぱにまとめておく。

第一連のひらがな部分は
「居まし 居ます アリ歳在りて
夢を食む者
魁なる者はカイとして
更なる美霊を集めむとす
数足りて 三角を招来し
星見は星を
地守は地を
空なる祖は空へ
過てる歴史
過てる民を生む
かくや過ぎ去りし栄華
何を求めむ」となる。

  アリ歳とアリオンとニギハヤヒの青年期の名「歳」を結んでいるのが面白い。ARIONすなわちONIRA(鬼等)の正体を明かしているようだ。もう明かしても良い時代に入ったのか。要約すれば、新時代のためにふさわしい人々を集めそれぞれの役割分担して正しい歴史認識に基づいた繁栄を築こうというものであった。


第二連はクェッションマークを並べて「何」という存在を特定させた。それらはすべてニギハヤヒを示唆していた。


 第三連では、現代社会を採り上げ、日本の司法制度、検察の経年劣化、中華人民共和国の台頭、EUの課題、米国の衰退などを示唆していた。そして最後はやはり人類の自立を促していた。

詳細な解説についてはそれぞれの記事をあたっていただきたい。
fumio


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日三  


***

 月の娘は、皿を割った
 木星王は嘆いた
 赤い目をした大地の子供は笑った

 夢魔は去った
 だが夢も去った

 鎖で繋がれた巨人は
 大地の重みに堪えかねて
 自らの踵を噛んだ
 
  灰色の陰は大鷲の老いを示す
  飛び石の向こうには、
  約束された緑の大地は無い
 
  私は言葉を切り揃えはしない。
  私は音を大事にする。
  私は木の葉擦れの間で息をしよう。

  人よ、人であれ。
  他人の水晶を覗いて、
  嘆くのは止めよ。

「SOUNDとこの部屋の仲間へ」より


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「他人の水晶を覗いて、 嘆くのは止めよ。」

今回2010年の解読もやっと最後のこの文章にたどり着いた。
「水晶」は水に映る「日三(秘密)」他人の秘密を覗いて嘆いてもしかたない。それは他人のことなのだから。他人の眼の水晶体を覗いてばかりいてもそこに透けて見えるのは他人の心なのだ。他人がなにを思ったかに拘泥して嘆くのは止めて自己の水晶、つまり水に映る「日三(秘密)を見つめるとその奥に秘められた魂の輝きに気づく。人にはそれぞれに与えられた命(運命、宿命、使命、など)があり、それらの糸(意図)がもつれることなくひとつの目的のために進んでいる。それは小宇宙である人体の細胞の働きに似ている。全ての細胞は互いに助け合い互いの使命を果たし主人が生存することに貢献している。心臓の細胞が肺の細胞を羨んだりいばったり批判してもしかたがない。それぞれがかけがえのないすばらしい命を生きているのだから、とやはりこの結びで終わる。
fumio

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  私的カウントダウン
アルバム「水面に書いた物語 」
収録曲の今週のアクセス聴取ランキング
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10月29日(金)~11月5日(金)
ヒット数:1,168件中
 
順位 

第1位(1)<4>あやかしのまち
第2位(3)<3>水面に書いた物語
第3位(2)<5>ごめんなさい
第4位(4)<2>軽々しく愛を口にしないで
第5位(1)<1>女優(スター)  
第6位(5)<6>はるかなるメロディ
第7位(11)<9>ときめきFALL IN LOVE
第8位(7)<8>オーロラの町から
第9位(8)<11>マイ・スィート・ライフ
第10位(5)<10>それってⅨじゃない
第11位(18)<12>素顔のマスカレード
第12位(12)<14>恋すれば魔女
第13位(13)<15>わかりあえる日まで
第14位(9)<17>Sentimentallady”M”
第15位(10)<7>ラスト・ランデヴー
第16位(14)<16>Stay with me
第17位(16)<19>しあわせになれる
第18位(19)<13>まことのひかり
第19位(20)<18>NEVER GIVE UP!
第20位(17)<20>プロセス
第21位(21)<21>リアル・リアル・ラヴ
第22位(-)<->We all need Love

*********************   
   あやかしのまち が首位を2週続けている。最後尾にリアル・リアル・ラヴWe all need Loveがついている。ご愛聴感謝。
fumio

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 月の娘は、皿を割った
 木星王は嘆いた
 赤い目をした大地の子供は笑った

 夢魔は去った
 だが夢も去った

 鎖で繋がれた巨人は
 大地の重みに堪えかねて
 自らの踵を噛んだ
 
  灰色の陰は大鷲の老いを示す
  飛び石の向こうには、
  約束された緑の大地は無い
 
  私は言葉を切り揃えはしない。
  私は音を大事にする。
  私は木の葉擦れの間で息をしよう。

  人よ、人であれ。
  他人の水晶を覗いて、
  嘆くのは止めよ。

「SOUNDとこの部屋の仲間へ」より


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 「人よ、人であれ。」はこれまたなにげない呼びかけのようにみせかけて深い意味があるようにしているがサカワのいましめが解かれる今この時隠された「もの」が出てくる。
「人よ」は「霊豊」で豊の国霊ニギハヤヒ。「人であれ」は「霊十であれ」。これまで九の霊であったニギハヤヒも戒めが解かれて十の霊となるのである。
fumio

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 月の娘は、皿を割った
 木星王は嘆いた
 赤い目をした大地の子供は笑った

 夢魔は去った
 だが夢も去った

 鎖で繋がれた巨人は
 大地の重みに堪えかねて
 自らの踵を噛んだ
 
  灰色の陰は大鷲の老いを示す
  飛び石の向こうには、
  約束された緑の大地は無い
 
  私は言葉を切り揃えはしない。
  私は音を大事にする。
  私は木の葉擦れの間で息をしよう。

  人よ、人であれ。
  他人の水晶を覗いて、
  嘆くのは止めよ。

「SOUNDとこの部屋の仲間へ」より


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  「私は木の葉擦れの間で息をしよう。」の「葉擦れ」はニギハヤヒを祀り十種神宝が隠されたといわれる玉置神社 の神札に記載されている「波須礼(外れ)」を示唆している。


玉置社の神楽歌の詞は「熊野成る 玉置宮の 弓神楽 弦音須礼波(つるおとすれば)
 悪魔退久(あくましりぞく 」なのだがこの神札では熊野成るが大和(矢的)成る になっている。「木の葉擦れ」は「この波須礼」で波はイザナミ、須はスサノオ、そして礼は本字の「禮」に戻せば示篇に豊で「豊の国霊ニギハヤヒ」。

  「間」の本字の「門」の中身は月。つまり「日月」が間の門の中にある。「私」すなわち「輪田串」は「木(紀、奇、黄、氣、鬼)の「葉擦れ」(波須礼)の間で息「自らの心」を使用(しよう)という。波のイザナミ、須のスサノオ、そして禮のニギハヤヒは紀州の玉置神社の門の中に日月として存在している。
fumio


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 月の娘は、皿を割った
 木星王は嘆いた
 赤い目をした大地の子供は笑った

 夢魔は去った
 だが夢も去った

 鎖で繋がれた巨人は
 大地の重みに堪えかねて
 自らの踵を噛んだ
 
  灰色の陰は大鷲の老いを示す
  飛び石の向こうには、
  約束された緑の大地は無い
 
  私は言葉を切り揃えはしない。
  私は音を大事にする。
  私は木の葉擦れの間で息をしよう。

  人よ、人であれ。
  他人の水晶を覗いて、
  嘆くのは止めよ。

「SOUNDとこの部屋の仲間へ」より


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  「私は音を大事にする。」の「音」はsoundのことではなく立つ日。
われわれが闇と呼ぶ隔り世で輝く封じられてきた文字、口に縦棒のヒ。闇の太陽。
 音→言→光、となり、この世の光の元である。 音はノンとお呼びする。NONと書けばあの世でもこの世でも 逆読みしてもノンであることがわかる。宗教によって正(聖)観音とも呼ばれる。闇から門が開いて音(ノン)がお出ましになればこの世の横棒の日と縦棒のヒが重なり真太陽「田」が顕現する。「暗闇」の「暗」、にも日の陰に音が潜んでいる。そして、われわれの存在そのものである「意識」の意にも識にも。それはわれわれの精神を司る口に縦棒の陽であるから…。「串」の□を貫く縦棒。「大事」の大の縦棒と事の縦棒。それが音。それで「音を大事にする」という。
fumio


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