風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

またまた挑戦、イチョウウキゴケの栽培/浮かないコケになってみる?

2021年08月16日 | イチョウウキゴケ
去年約1年間続けた「イチョウウキゴケ」の栽培
増殖から一転、消滅寸前へと移り変わりました(´A`)
「快適な環境から少しでも外れると消えてしまう」という
イチョウウキゴケの特徴は、本当にその通りで
さすが「準絶滅危惧種」だと思いました(^^ゞ


そこで!
今年もまた、イチョウウキゴケの観察をしたいと
先日見つけた用水路にウキゴケさんを
採取しに行ってきました。


こんなに小さな用水路に
なんで群生しているんだろう?
この田んぼの持ち主さんに、いつか聞いてみたいです。


増えるって知っているので
少しだけ貰ってきます。


プリプリとしていて、新鮮で
とても状態が良いです(#^.^#)


前回の栽培実験で課題になったのは
小さくなってしまった苔の断片は
元の大きさに戻るのか?と
もう一つ
きれいな形のまま育てるにはどうしたらいいか?です。
今年はこれをテーマに観察をしたいと思います。



プラスチックの鉢を用意して
底にきれいな石を敷いてみました。


1つには断片になったウキゴケを入れて
もう1つの方には、今回連れてきた
プリプリさんを放しました。
7月20日、栽培スタートです。


晴れて暑い日が続きます。
ある朝、いつものように様子を見に行くと
鉢の中でアマガエルが泳いでいました。


あっ!そういえば・・・
以前、縁に返しがある火鉢で水草を育てていた時
その中に落ちてしまったカエルが這い上がれず
溺れて、もがいていたのを思い出しました。
アマガエルは手足の力が弱くて、肺呼吸なので
水に溺れるんです(。・Д・)ゞ
急いで掬い上げました。

発見できて良かった~(ll゚д゚)

大きな石を入れて
カエルの足場を作りました。


さっそく利用者さんが(^m^)


**
7月24日、鉢に入れた残りのウキゴケを
土に植えてみました。


直径12センチの、素焼きの平鉢に
園芸の土を入れて、適当に間隔を開けて
植えるというより、置きました(笑)
給水は腰水で、午後から半日陰になる場所で
乾燥させないように管理します。


約10日後。
えっ?すごい変化。
水の中にいた時は、分裂して個体が増えていたけど
分かれないぶんだけ、1個が膨張して大きくなっています。


そして、3日後。
さらに間隔が狭く、密になっています。


その2日後・・・
苔って、他の種類でもこんなに
ぐいぐい成長するものなのでしょうか?
植物というより、動物的な感じがしてきました。


そして今日の朝
土に植えてから23日で
鉢いっぱいになりました\(^o^)/


顔つきが変わってますが
どこがどう変わったのか、上手く言い表せません(^^ゞ
筋肉が付いた?という感じかな。
植えた当初が


こんな感じ(笑)
観察日記としてはめちゃめちゃ適当ですが
見た感じ違いますね
どうでしょう?


***
水の中の子たちは・・・
7月19日スタートのときから


約1ヵ月で、これだけ増えました。


切れ端になった子は・・・


藻が絡まって
再生しませんでした(´A`)


****
植木鉢に植えた苔の
成長ぶりが素晴らしいので
もう少し詳しく観察したくて
また、ウキゴケさんを捕まえにいきました。
もう、生き物の扱いです(笑)
活きの良いのを厳選して、10個ほど。


前回より一回り大きな鉢に


十分な間隔を開けて植えました。


イチョウウキゴケの大きさは約17mm。
これからの成長と
秋から冬にかけての変化が見てみたいです。
とても楽しみです(#^.^#)