風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

ちょっとだけ散歩して見た植物と、庭の花たち

2022年08月11日 | 庭の植物
暑い日が続いています。
私の部屋にはエアコンがないので、扇風機をかけて寝ていますが
暑くて、なんだか変な夢ばかりみてうなされます(^^ゞ
今朝は明け方に少しだけ雨が降りました。
起きてみると、いつもの猛暑ではなかったので
資源ゴミを出しにいったついでに、神社とお寺の周りを歩いてみました。
写真も撮ったので、久しぶりに虫以外のことを書こうと思います(笑)


鳥居の横にあるイチョウの木。


見上げるともう、枝に青い実が付いていました。


神社の石段の脇、春に「アケビコノハ」の幼虫が食べる、アケビの葉を採りにきた場所は
すっかり模様替えして、カラスウリの花園になっていました!


真夜中の賑やかな宴・・・
カラスウリの花があちらこちらで開き、夜行性の虫たちを誘っている・・・
そんな様子が頭に浮かんできて、しばらく立ち止まり空想の世界へ(^m^)


林縁の木々には、色んなツル性の植物が巻き付いて葉を広げ
少しでもたくさんの日を浴びようと、陣取り合戦をしています。
カラスウリの横では、大きなハート型の葉の下に可愛らしい花を付けた
ひも状の花穂が垂れ下がっていました。


ヤマイモの仲間の「オニドコロ」という植物の雌株です。
地下にできるイモには毒があって、食用にはなりませんが
花と果実がとても可愛らしくて
秋遅く、種になったツルを丸めると、素敵なリースになります。


オニドコロの上には「センニンソウ」の白い花が咲いていました。
もうそんな季節なんだ・・・
ツルが絡んだ枝を背伸びして引っぱって、写真を撮りました。


神社でお参りしてから、お寺へ行きました。
手水舎の龍さんも、本当にお久しぶりです!
口から垂れる水滴が凍ってツララになっていた真冬をふと思い出して
頑張って夏を乗り切ろう!と思いました(^^ゞ


夏空!
田んぼの稲には、稲穂が出てきています。
暑い~、急ぎ足でうちへ帰りましょう。



帰宅後、汗をかいたついでに、庭の花も見て回りました。
気温が35℃を越えると、蚊が活動しないらしくて
いつもは蚊だらけの庭でも、足踏みせずにゆっくり立ち止まれます(^m^)
駐車場から玄関までの小径。


水瓶のヒシの葉に、トノサマガエルのチビちゃんがいました。


トノサマガエルは縄張り意識が強いのですが
チビちゃん、この一等地を自分の居場所にできたのかな?偉いなぁ


ヒシの葉も青々と太り、太陽を浴びて輝いています。


ヒシには、1cmくらいしかない小さな花が咲きます。
茶色いシベがあるんだ・・・、と写真を撮ってよく見たら
それはシベではなく、極小のアリのオシリでした(^m^)


水辺の植物の「オモダカ」も咲き始めました。


黄色い金魚のような形のお花は「タヌキモ」といって、水生の食虫植物です。
今年は増えてたくさん咲いています。


**
お庭の宿根草は
これも今年なぜか爆発的に増えた「シュウカイドウ」
ピンク色の可愛い花が咲き始めました。


シュウカイドウのつぼみは
まるでワンタンみたいに、ペッタンコの形をしています。
大小2枚ずつの花びらの、最初に大きい方が上下に開いていき
それにつれて、小さい花びらが左右に開く仕組みのようです。
面白いですね(#^.^#)


葉の裏側が赤い「ウラベニシュウカイドウ」という種類もあります。


血管みたいでちょっと怖いですよ(^^ゞ


黄色お花は「ルドベキアタカオ」、タカオさんって呼んでいます(笑)
数十年まえに苗を買ってきて植えたら、毎年こぼれた種で庭中に増えています。
タカオさんの後ろに居るのは、アメジストセージです。
秋に花が咲くと、黄色と紫で素敵な配色になります。


今咲いているのは「サルビア・ガラニチカ」、こちらも紫色のセージです。
「夏の庭の青い蛇・・・」ドリカムの歌の歌詞にこんな一節があって
これは水まきするホースの事を表しているのですが
歌を聞くたび、私はこの花の姿が目に浮かびます(#^.^#)


***
宿根草の他に、今年苗を植えた花は
「マリーゴールド」と「トレニア」です。


マリーゴールドの咲き終わった花殻を摘んで、土の上に置いておいたら
種になって、そこから芽が出てきて・・・


その苗から、もうすぐ花が咲きそうです(^m^)

トレニアは涼し気なお花ですが、原産地が熱帯地域なので夏の暑さに強くて
次々に花が咲き、秋まで楽しませてくれます。


種をまいた「フウセンカズラ」に実がなりました。


ダイソーで売ってた100円の球根を2袋植えたら
こんなに可愛い鉢植えになりました。


ラッキークローバーという名前で売っていましたが
「オキザリス・デッペイ・アイアンクロス」という品種だそうです。
丈夫で、何もしてあげなくても毎年芽が出てきて、花を咲かせてくれます。


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散歩で摘んできたお花を水に挿して
涼しい部屋でゆっくり眺めます。


オニドコロの小さな花と膨らんだ果実は
誰かの作りものみたい、自然界の芸術品は見飽きません。


センニンソウはとても良い香りがして、うっとりします(#^.^#)

ちょっと歩いただけでしたが、たくさんの植物を見られて
楽しいひと時を過ごせました!
夏の景色を見るのに、また散歩しなくちゃと思いました(^^♪