1ヵ月前の七夕の日、道で大きな蜘蛛を拾いました。
蜘蛛は、狩り蜂に麻酔を打たれて、連れて行かれるところでした。
その蜘蛛の名前をいろいろ検索した結果、後日「イオウイロハシリグモ」だと分かりました。
漢字で書くと「硫黄色走蜘蛛」で
硫黄のような色をしていて、素早く走る蜘蛛の意味です。
でも硫黄って、こんな色なんですよ(^^ゞ
(Rob Lavinsky, iRocks.com – CC-BY-SA-3.0, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=10429628による)
この蜘蛛とはまったく違う色ですが、脱皮したてはこんな色をしているらしいです。
刺した狩り蜂はベッコウバチの仲間で、別名「クモバチ」と呼ばれています。
メスの蜘蛛を狩って麻酔をかけ、巣穴へ連れて行き、体に卵をひとつ産みます。
なぜメスなのか?というと、クモのメスはオスより大きくて食料として最適だからだそうです(´A`)
孵化した蜂の幼虫は、動けなくなっている新鮮なままの蜘蛛を食べて育ちます。
怖いけど、凄い!凄いけど・・・怖い(;´д`)ゞ
*
こちらは家に来た当初の蜘蛛の様子です。
肢に力が入っていません。
まったく動けず、上げた肢を下ろすことすらできませんでした。
「狩り蜂の麻酔で動けないイオウイロハシリグモ」
毎日水分を与えていたのですが、麻酔を打たれて約10日後に
ちゃんと水を飲むのを確認できました!
水に浸した筆の先を近付けると、触肢で器用に挟んで口元まで持っていき
キバ(鋏角)をカシャカシャと動かして水を飲んでいました。
まだ動けませんが、痩せたりやつれたり?することもなく
外見は普通の元気な蜘蛛に見えます。
毎日、朝昼晩と水を与えて、ケースから出して手足の運動をさせていたところ・・・
7月20日の朝、いきなり、爆発するような勢いでフンを発射しました!
蜘蛛のフンを初めて見ました!
なので、これが通常のものかどうかは分かりませんが・・・
約1週間ぶりに排泄をして体の機能が元にもどっているようで
これでもう大丈夫みたいに感じて嬉しくなりました(#^.^#)
**
自然の風を感じられるかなと、昼間は網戸につかまらせています。
蜘蛛は絶食には強いけど、水分は必要みたいで
気が付いたとき水を飲ませます。
まるで熱中症予防みたいです(笑)
7月22日またフンをしました\(^o^)/
麻酔の作用が弱まって内臓が機能し始めたようです。
今回は固形物はなくて、液体でした。
内臓の機能が戻って栄養がとれるようになったかも。
ふと思いついて、カブトムシなどの餌にする「昆虫ゼリー」を試しに与えてみました。
蜘蛛は生餌しか食べないという、私の思い込みをあっさりとくつがえして
ゼリーにかぶりつき、もう夢中です(^m^)
お腹が空いていたせいか、その日の夜になっても離れなくて・・・
翌日の朝に見たら、まだ同じ場所にいました(^-^)ゝ
フンも確認!
飼育している生き物がフンをするのが、こんなにも嬉しいとは!
初めての体験です。
***
麻酔を打たれてから20日後、網戸に止まらせた蜘蛛を刺激していたら
少しだけ歩くことができました!
肢の位置にピンで印をつけて距離を測りました。
後側の脚に対する刺激で、脚を自発的に前に出せるようになったのが凄いです。
そこで、部屋にいた小さな蛾を与えてみました。
触肢のところへピンセットで持っていくと捕まえました。
蜘蛛を飼育するなんて、人生でそんなことが起こるなんて
想像もしていませんでした。
偶然の出会いでしたが、蜘蛛のことをよりよく知る機会になりました。
生きものが部屋にいる嬉しさ(#^.^#)
明日は何があるか、楽しみです。
蜘蛛は、狩り蜂に麻酔を打たれて、連れて行かれるところでした。
その蜘蛛の名前をいろいろ検索した結果、後日「イオウイロハシリグモ」だと分かりました。
漢字で書くと「硫黄色走蜘蛛」で
硫黄のような色をしていて、素早く走る蜘蛛の意味です。
でも硫黄って、こんな色なんですよ(^^ゞ
(Rob Lavinsky, iRocks.com – CC-BY-SA-3.0, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=10429628による)
この蜘蛛とはまったく違う色ですが、脱皮したてはこんな色をしているらしいです。
刺した狩り蜂はベッコウバチの仲間で、別名「クモバチ」と呼ばれています。
メスの蜘蛛を狩って麻酔をかけ、巣穴へ連れて行き、体に卵をひとつ産みます。
なぜメスなのか?というと、クモのメスはオスより大きくて食料として最適だからだそうです(´A`)
孵化した蜂の幼虫は、動けなくなっている新鮮なままの蜘蛛を食べて育ちます。
怖いけど、凄い!凄いけど・・・怖い(;´д`)ゞ
*
こちらは家に来た当初の蜘蛛の様子です。
肢に力が入っていません。
まったく動けず、上げた肢を下ろすことすらできませんでした。
「狩り蜂の麻酔で動けないイオウイロハシリグモ」
毎日水分を与えていたのですが、麻酔を打たれて約10日後に
ちゃんと水を飲むのを確認できました!
水に浸した筆の先を近付けると、触肢で器用に挟んで口元まで持っていき
キバ(鋏角)をカシャカシャと動かして水を飲んでいました。
まだ動けませんが、痩せたりやつれたり?することもなく
外見は普通の元気な蜘蛛に見えます。
毎日、朝昼晩と水を与えて、ケースから出して手足の運動をさせていたところ・・・
7月20日の朝、いきなり、爆発するような勢いでフンを発射しました!
蜘蛛のフンを初めて見ました!
なので、これが通常のものかどうかは分かりませんが・・・
約1週間ぶりに排泄をして体の機能が元にもどっているようで
これでもう大丈夫みたいに感じて嬉しくなりました(#^.^#)
**
自然の風を感じられるかなと、昼間は網戸につかまらせています。
蜘蛛は絶食には強いけど、水分は必要みたいで
気が付いたとき水を飲ませます。
まるで熱中症予防みたいです(笑)
7月22日またフンをしました\(^o^)/
麻酔の作用が弱まって内臓が機能し始めたようです。
今回は固形物はなくて、液体でした。
内臓の機能が戻って栄養がとれるようになったかも。
ふと思いついて、カブトムシなどの餌にする「昆虫ゼリー」を試しに与えてみました。
蜘蛛は生餌しか食べないという、私の思い込みをあっさりとくつがえして
ゼリーにかぶりつき、もう夢中です(^m^)
お腹が空いていたせいか、その日の夜になっても離れなくて・・・
翌日の朝に見たら、まだ同じ場所にいました(^-^)ゝ
フンも確認!
飼育している生き物がフンをするのが、こんなにも嬉しいとは!
初めての体験です。
***
麻酔を打たれてから20日後、網戸に止まらせた蜘蛛を刺激していたら
少しだけ歩くことができました!
肢の位置にピンで印をつけて距離を測りました。
後側の脚に対する刺激で、脚を自発的に前に出せるようになったのが凄いです。
そこで、部屋にいた小さな蛾を与えてみました。
触肢のところへピンセットで持っていくと捕まえました。
蜘蛛を飼育するなんて、人生でそんなことが起こるなんて
想像もしていませんでした。
偶然の出会いでしたが、蜘蛛のことをよりよく知る機会になりました。
生きものが部屋にいる嬉しさ(#^.^#)
明日は何があるか、楽しみです。
昆虫も、何方かと云えば苦手ですが、こうしてみると感心してしまいます。
人間も、姿形ではなく、一人ひとりの個性を尊重し、共存できる世の中であると好いのにね。
昨夜、冷房が寒くて・設定温度29℃止めました。
すばる、安心したのかPCの部屋に。
寒いと来ませんです。
私も蜘蛛は好きじゃなかったですがワクワクしながらがんばれ~って言いながら読ませていただいています
今いる猫たちは2匹とも、昼間は涼しい部屋から出て行って
どこか暑い部屋で寝ているようです。
すばるちゃんも自分の適温を知っているのでしょうね(#^^#)
昆虫が苦手だと思う方が、人の大多数だと思いますが
地球上にいる動物の70%が昆虫なのだそうです。
そこらへんに普通に居る虫でも、ちょっとだけ興味を持って調べてみると
とてつもない能力を持っていて、長く地球で生き残っていることに
不思議と謎と、尊敬の気持ちで・・・ワクワクしてきます。
体を冷やさないように、夏を乗り切りたいと思います(#^^#)
蜘蛛が好き!という人にあまり出会えませんが(^^ゞ
うちの子を応援していただいて、嬉しくなりました。
こんなに身近にいるのに生態を知らない
蜘蛛って面白い生き方をしている生物です(#^^#)