山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

弥彦山 2012-8 盛夏

2012-08-03 | 弥彦山の足跡 7・8月
全国的に暑い日が続いています。
庭の花や畑の作物も成長を止め
夏休みに入ったようです。
昨日と今日、長岡祭りの花火大会が
開催されています。
夏の弥彦山で
印象的な花はあじさいです。  
里のあじさいが枯れる頃の
真夏に咲いています

9合目から山頂までの道の両脇に
毎年、咲き誇っていますが、
今年は早めに剪定されてしまい、
さみしい感じになっていました。
 あじさい
ユキノシタ科の落葉低木
初夏の頃、枝先に紫色の多数の花が
クスダマのように集まって咲く。
ヤマユリ
ユリ科の多年草
本州中部以北の丘陵地、山地に自生する  

オオウバユリ
ユリ科の多年草
種が発芽してから花が咲くまで
10年くらいかかるらしいが、
花をつけた株は一生を終える
しかし、その脇に子株が育っている
<つぼみ>

 <開花>

アキカラマツ
キンポウゲ科
花の形が
カラマツという木の葉に似ている
のでついた名前  

ダイコンソウ
バラ科の多年草
北半球の温帯から寒帯にかけて
およびアンデス地方にも分布する
日本各地の山地・林間にふつうに見られる  

イヌトウバナ
シソ科の多年草
花穂の形が塔に似ていることから
ついた名前

オトギリソウ
オトギリソウ科の多年草
日当たりのよい草地に普通に見られる
ここ弥彦の花は小さいようです

ヒメジョオン
キク科の多年草
北アメリカの原産であるが
今日では、全世界に雑草として広がる
日本の都会では
後から帰化した同属の
ハルジョオンの方が優勢である  

弥彦山は
山頂でもあまり気温は下がりませんが
6合目の橋の上は
直射日光がさえぎられ
涼しい風が通り抜けるので
今年もお気に入りです。
end